いわせんの仕事部屋

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2021-01-01から1年間の記事一覧

日常の小さな積み重ねが文化をつくる

Facebookの「過去のこの日」が7年前の今日の様子を教えてくれた。 日々のたった20分の朝のサークル。 小さな時間の積み重ねではあるけれど、ミルフィーユのように重なり合って、大切にし合う関係が生まれていく。 積み重ねは、日常でしかできない。 ただ、…

当事者であることと、外から関わること。

昨日は某公立校で90分の研修。 2年ぶりの公立での研修だった。 明日の実践のために何を残せるか。 一人ひとりの、そして職場をエンパワーするために何ができるか。 研修に入るときは全力でそこにフォーカスできる。 自分の職場になると、なんか立ち方が変…

感染動機

ブログ、じわじわ復活させていこうと思う。 以前は「書きながら考える」という感じで気楽に書いて、推敲もせずにブログにあげていた。自分の整理のため、自分の思考のため、自分の内省のために書いていて、読み手にもなにか引っ掛かることがあったらいいな、…

教室情景の見える化&インフォーマルなコミュニケーションの大切さ。

Facebookからの転載です。 【学校の情景の見える化】 新学期スタート。保護者と良好な関係を作りたいと考える一方、コロナ禍で懇談会が行われるかも見通せず、どうやって関係をつむいでいくか悩む4月初めです。 保護者と直接会ったり話したりする機会も時間…

岩瀬学級訪問記

Facebookの「過去のこの日」で、学級担任最後の年の参観記があがってきました。いただいたことをすっかり忘れていた。 現在は上越教育大学で教師教育に関わられている大島崇行さんからの「岩瀬学級訪問記」です。 自身の実践者、探究者としての記録として、 …

振り返りの4象限と、人とのかかわりを磨くことと、カゲ口と。

最近、リフレクションについて改めて言葉で整理し始めています。 毎週末に、親友、中川綾と30分「振り返りを書くってどういうこと?」で対話し、言語化を試み始めている最中。彼女との対話は思考と言語化が進みます。長いこと対話し続けている信頼があるか…

月曜日、雪の積もった校庭で子どもの歓声が響いているか

週末、関東も雪が降りそうですね。コロナ禍でだからこそ、積もった雪で外でたっぷり遊ぼう。大雪が降った次の日。子どもたちは、「明日は学校で雪あそびできるかな−!」と張り切って学校に行く。しかし東京、埼玉の学校は、「校庭侵入禁止」が多いと聞く。曰…

3年前にスタッフと共有していた本のリスト。

風越でカリキュラムづくりをする上で、スタッフに「必読ですよ」 と伝えていた本。3年前のリストなので、もうちょっと古い感じもするね。 実際どれくらい読まれたんだろうか。 まだ読んだことがない人はぜひ。 ★前提 教育の力 (講談社現代新書) 作者: 苫野…

本当に痛い思いをし続けているのは、その先にいる子どもだ。

ぼくの恩師から学んだこと。 「授業はうまくいっているときが要注意なんだよ、岩瀬さん。」 授業に流れができてしまっているから、その流れの中で、本当のことが言えなくなってしまっている人がいるかも。 授業者が「うまくいってると思っているとき」は、起…

ストレッチゾーン(知的な負荷)

このブログは、軽井沢風越学園のことからはちょっと離れたことを書いていく予定です。風越のことはホームページに書いているので読んでくださいね。 kazakoshi.ed.jp さてさて。 ぼくの公立時代の実践群は全体像としては、 「のんびりしていて自由そう」と伝…

学級づくりを考えるシリーズ。関係性のつなぎなおし。

若い先生から、学級経営について相談を受けました。子どもの関係が固定化して、小グループごとに対立している、と。個人的に返信しようかとも思ったのですが、もしかしたら他にも同じような悩みを抱えている人もいるかも、と思い、せっかくなのでここにまと…

教員として30歳になるまでに。

教員になって30歳になるまでの8年間(人による)をどう過ごすかは本当に大事だと思う(サンプル数1)。ぼくは、これまでの本に書いてきたことでもあるけれど、戦後の民間教育運動の残り香の中 の中で過ごした。 学生時代に野外教育と総合学習に出会い、伊那…