犬を飼いたい。
無性に飼いたい。
一番下の娘が「犬がほしい」と、
「犬ノート」なるものを作りはじめて以来、
なんだか刺激されてしまって、ぼくまで飼いたくなった。
ノートはもう10頁を超えた。
「〜したい」という力はすばらしい。
こんなきっかけから人の関心とか欲望とか夢とかってぐぐっと動くことがある。
ぼくはその情熱に感染してしまった。
ああ、学びって感染動機が強いのね。
宮台真司がいっていたとおりだ。
ちょっとそういう気になると、すべてが
「飼った方がいいよ」と言っているような気がしてくる。
今年は戌年だから飼うべきなんじゃないか。
ぼくは年男だからやはり犬を飼った方が縁起がよさそうだ。
正月の買い物の時にイオンでみたフレンチブルドッグは、
「おまえに飼ってほしい」
という目をしていた。
わかるよ、おれにはわかるよ。
娘が犬の買い方の本を熟読しはじめ、
毅然とした態度←「これどう読むの?」
依存←「これどう読むの?どういう意味?」
と、必然性を持って漢字を学んでいるのを見て、
教育上非常によろしいのではないかとも思えてくる。
すぐ散らかる家も、犬がいることによって、
「かまれちゃ大変!」と片付ける習慣が身につき、
それは誠によいことなのではないか。
まあ、そういうわけで犬を飼いたいわけです。
どうやって家族を説得するかなー。
インコの時みたいに突然買って帰ってきちゃおうかな。
実は中学生の頃、ペットショップで見初めた1000円の雑種を、
「これは運命だ!」と買った経験(前科)があるのです。
こういうわき起こる欲望を前にしたとき、他の人はどうしているのだろう?
カリキュラムについて調べ物をしていて、気がつくと犬のことを考えていたので、ブログに書いてすっきり。
さあ勉強に戻ろう−。