今年の梅雨は長い。
しっかりと雨が続きますね。
軽井沢なんて、ダウンを着る日があるんだよ,寒くて・・・
小学生の娘の様子を見ていると、プールになかなか入れなくて残念そうです。
プールの時間って、なんだかんだで開放的で好きな人が多いんですよね。それだけ普段の授業が開放的ではないという・・・以下自粛。
さて、1学期も終わります。
終わっていない漢字ドリルや計算ドリルやテストに時間を使って,子どもも大人もヒイヒイ言うのは本当にもったいない。
夏が近いのだからこそ遊びましょう。
学年を組んでいた同僚に教わって以来、毎年やっていた「水鉄砲大会」。
持ち物
・着替え一式。
・水を飛ばせるものならなんでも。
・タオル。
・着替えを入れるビニール袋。
パンツまでぐっしょりになるので、全て着替えられるように、靴も含めて一式持ってくることをオススメします。
水鉄砲はもちろん、プラコップやペットボトル、バケツを持ってくる人まで。
濡れたくない人、参加したくない人は、遠巻きに眺めているのももちろんOK。
カメラマンをやってくれる人がいたり,教室の窓から半ば呆れながら眺めつつ本を読んでいる人がいたりもします。
あそぶ
特に目的もなく、ただただ思いっきり水をかけ合うだけ、です。
ルールなんてありませぬ。
ひたすらかけあう。
最初の頃は水鉄砲でかけ合っていた人たちも,
途中からバケツでかけ合いはじめます。 笑
自分で水をかぶる人も。バケツ最強説。
大人であるぼくは,財力を生かして大きな水鉄砲を購入して,いざ鎌倉。
「ずるすぎる!」と非難囂々です。
始まった後は、起きることに委ねて一緒に遊んじゃいましょう。
何回か水鉄砲大会を実施すると、その内自分たちで企画しはじめ、盾をつくってくる人がいたり、ペットボトルを使って背中に背負える水のタンクをつくる猛者まであらわれて、いや何とも遊びの想像力ってすごい。
最初のきっかけだけつくれば、あとはどんどん広がっていきます。
「レクは子どもが考えることに価値があるのでは?」という声も聞こえてきます。
しかし、仮にそれを学級会で扱うとしても、子どもの中には,これまでの学校での経験(隠れたカリキュラム)から、「学校のレクでやっていいことってこれくらいのことだな、たぶん」と自制を働かせてしまいがち。結果、いつかどこかでやったような「ドッチボール」とかになりがちです。
「自由な企画が許される!」なんて経験、していない人が多いんじゃないかな。
先ずはその「学校についてのストーリー」を問い直す場面が必要そうです。そこは担任の出番だったりします。提案することをためらわなくてよい、とぼくは思っています。なによりぼくがやってみたかったし!
「とはいえ、来週1週間は雨模様だしな」
という声が聞こえてきますが、雨降っているからこそ楽しいですよ。
どうせ濡れるとわかっているなら,より大胆になれます。
せっかくの夏前ですよ。遊びましょう遊びましょう。
写真は、なんだかんだで一番楽しんでいた人。