今日読んだ本。
今日は都内に、院生の授業を参観に行った。とてもいいチャレンジだった。
なにより指導担当の先生のフィードバックが温かく、それでいて先に進むための示唆に富んでいて、ぼくが一番勉強になった。
たまたま今日の行きの電車で読んでいた本。
★★★★
院生の授業は、この本で書かれている経験軸でいう、「ストレッチゾーン」。
プロジェクトアドベンチャーでよく紹介されるCゾーンの図。
この図で言えばチャレンジゾーンに挑んだ授業だった。
コルトハーヘンがいうように、学びや成長はこの「際」で起こる。
際に立つには勇気がいるけれど、しっかりと立っていた。
前述の本での「ピープル軸」でいうと、指導の先生は、業務支援、内省支援、精神支援のうち、業務支援、精神支援でフィードバックしてくださっていた。
今日は元寇のところだったんだけれど、指導の先生は「なぜ元は日本に攻めてきたのか?」をテーマに教材の奥深さや、世界とのつながり、現代の社会の出来事との比較など、豊かな世界を具体的に説明してくださった。
彼の生徒との関係性のよさ、インストラクションの上手さも具体的にほめてくれていた。
歴史の教材としての奥深さの説明、教科の見方・考え方で授業を改善していく視点の提供。彼の強みややれていることへの温かいフィードバック。
具体的な成長のポイントへのティーチングも必要だし、感情のケアもすごく大事だ。
内省支援オールオッケー、リフレクションオールオッケーに陥らないようにしなくては。人の成長に寄り添う仕事でぼくができていないことはまだまだ山ほどある。
それにしても中原さんの本は、「むずかしいことをやさしく」書かれていてるなあ。知見に裏打ちされていて、それでいて実践的。こういう本が増えるといいな。
帰りの電車はこれ。
★★★★★
これ、おもしろい。半分ぐらい読み終わったので今日読み終えてしまおう。
今日の夜届く予定の本はこれ。
明日の電車のお供にしよう。最近ちょっと軽い本ばかり読んでいるなあ。
さあ、昨日仕込んだおでんを食べよう。