いわせんの仕事部屋

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思い込みを外す

今週、学級活動の時間に最後のプロジェクトアドベンチャーをやりました。

行ったアクティビティは、「エブリイボディズアップ」。

両隣の人とつま先をつけて、全員がつながりながら同時立つ、
という課題解決のアクティビティでした。


2人、4人、8人とちょっとずつ人数を増やしていきました。

そこまで成功して、全員のチャレンジ。
今まで成功したやり方であれこれチャレンジするのですが、どうにもうまくいきません。
今までの方法論が通用しなくなるんですね。


ここでイノベーションが大切。
新たなアイデアを試してみたり、視点を変えたり。


ネタバレになるので詳しいプロセスは割愛しますが、
様々な試行錯誤を経て、15分で課題達成。




最後のプロジェクトアドベンチャーの振り返りの質問は、

「今回のPAで学んだこと、6年生になっても活かせそうなことってなんですか?」


3〜4人の小グループでの振り返り。
何度かグループを変えて対話しました。


その後全体でシェアリング。

いくつかの意見の中で、

「アイデアを出し合うのが大事だと思う。いろんなの出さないと、今回みたいな方法でなかったと思うから」

それに続いてAくんがこう言いました。


「1人のアイデアから伸びていくことがあると思う。例えば会社とかの研究開発とかでも、1人がなんか思いついて、それがみんなに広がっていって、みんながよくなるというか。
だから1人のアイデアを大事にするのっが大事だと思う」


なるほどなあ。そのためにはどうすればいいんだろう?


「みんなが公平に参加できるようにする。そうじゃないと1人のアイデアがわからない」


「まだ言っていない人のアイデアを聴いた方がいい。でなかったり、言いにくい人もいると思うから、2〜3人で話し合ってそれを出したりすればいい」

よく聴くのって大事だと思う。サークルみたいに」



こんな意見も出ました。


「まずやってみる!って大事だと思う。『むりー!』とか否定しちゃうと、もしかしたらやれたかもしれないのにやれなくなっちゃうから。前の車いすバスケの根木さんの話で、『思い込みを外す』ってあったけど、やってみなくちゃわからないから、やってみる」


「やらないよりやってみたほうがいい」


とてもいい1時間でした。
大切な学びを持って6年生に進めそうです。