クラスで
「算数が嫌いだったけど、好きになってきた!」
という子が何人も出てきました。
これは何と言っても、ボクのおかげでは断じてなく、
わからない問題をわかるまで丁寧に、優しく教えてくれる友達のおかげです。
振り返りジャーナルに、
「わからないとみんなが優しく教えてくれるから、わかるようになってきた」
「前まで算数が本当にいやだったけど、このごろ算数の時間がちょっと楽しみになってきた」
「○○ちゃんのおかげで算数が好きになってきた!」
「○○くん、○○ちゃん、ありがとう!」
という言葉が増えてきているんです。
仲間の力って大きいです。
ボクの仕事は、子ども達一人一人の力、友達と関わって共に成長する力を発揮できる環境(クラス)をつくることだなあ、と改めて思います。
自分たちで教え合い、支え合って、勉強ができるようになったり好きになったりするって本当にステキですし、本来学ぶってそういうことかも知れません。
首都大学東京の宮台真司は、学ぶ意欲で一番強いのは「感染動機」だ、といいます。人との関わりの中で生まれる学ぶ意欲。
子ども達の様子を見ているとそれを実感します。
最近、家に帰ってきて、自分の子ども達とワイワイ時間を過ごし、3人の子が寝たあとの定番は、クラスの子のジャーナルを読み、一言コメントを書くこと。
一人一人の今考えていること、喜び、悩みなどを知ることができ、また一人一人の今日1日の様子を思い出すことができ、そして「明日こんな言葉をかけよう!」と意欲を持つことができ、ボクの大切な時間となっています。
ボク、実は字がチョー汚いので、コメントを書いたりするの苦手なのですが、ボクと子ども達のコミュニケーションの大切なノートなので毎日1時間かけてせっせと読み、書いてます。
そのあと、読書しながら夢の中へ・・・・
コメントを書いている途中に寝てしまうことも多いのですが…(^_^;)