参観記
ボクのクラスを参観して下さった方が、ブログに参観記を書いて下さっていたので、許可を得て転載しますね。
よくわからないところもあるかもしれませんがご了承下さい。
過分なフィードバック、ありがとうございました。
1時半に到着・校長先生にあいさつを済ませ、さっそく教室へ。教室へ入るなり自己紹介の嵐!「ワタシ〜だよ。なんて言う名前?」なんて気さくに何人も話しかけてきてくれる。
ちょっと緊張していた私もホっ・担任の先生から「子どもになんでも質問して」と言われていたので、教室の本のことや、掲示のこと、いろいろ聞いてみた。
5時間目はPA「パイプライン」33個のクラスみんなの数の分だけ、ボールを運ぶ。ルールと時間の確認後、すぐスタート。30人もの子どもたちがあーだこーだと言っているが・・・そのうち二手に分かれて活動が始まってゆく。
活動の最中、マイナスの発言がない。
いいよ・大丈夫・ドンマイ・ナイス・・・自然と拍手やハイタッチが起き、
がんばれ・落ち着いて・やった!次々!平気・みんないくよ・集中・・・
誰もがゴールにびっくりするくらいに目を向けて、当たり前に仲間に声をかける。
クラスがノーミングに入っている・担任の先生はまさに5月の講座で学んだFT(ファシリテーター)の位置。介入するのではなく、チームに何が起こっているのかを見ている。なるほど、これがアキラ言っていたことか。
時間は少し過ぎてしまったけど、あと1回の声で再チャレンジで見事目標達成!途中FT(担任の先生)が気にしていることもあったが、子どもたちから気づきがあり、見事解決。ふりかえりは「このクラスがすごいところ・いいところ」を小グループで共有。メンバーを変えても話は同じ。クラスの力に圧倒されたあっという間の1時間。子どもに質問したいことはたくさんあったのだけれど、正直なところ言葉が出なかった。それぐらいワタシは胸がいっぱいだった。
その後は(体育の)ソフトバレーに仲間入り。老体にスリッパ・ポケットにデジカメと時計を押し込んでも、滑り込んでレシーブしちゃう自分・楽しんでいる自分・素直に子どもに励ましやお礼を言っている自分・
あれ、ワタシはさっきPAに参加もしていないのに、このクラスのとっても心地いい、プラスの流れに巻き込まれている・・・そんなあったかな体育の時間。
それでも子どもは子ども。終わって教室を覗くと、それはそれはどこでも見られる子どもらしい姿。なぁんだ・そうかそうかとまた笑ってしまう。
その後担任の先生とお話・
プラスの見方(いい見方)の手本になること。マイナスに視点をおくのではなく、プラスの方へ。それはみんなが目指しているゴールにみんなが向うこと。子どもを信頼すること。子どものもっている力を信じること。格言やイメージで子どもにフィードバックすること。
何よりも楽しんでいる担任の姿。
私は初めて次の日学校へ行くことが楽しみになった。
12月は残り4日しかないけれど、今目の前にいることの見方・これを変えるだけで、変われる気がしてならないから。
クラスとして担任としてどういうゴールを見ているか・そこに様々な引出しから近づく。
やっぱり、あり方なんだ。
学校からの帰り道、むしょうにお腹がすいて、おにぎりを二つ、パンを一つペロッと食べた。
そしたら、31年生きてきて初めてといっても過言でないくらいの大きな大きな・・・
げっぷ
が出た。
胸のつかえがとれたよ。
イワセンとイワセンが信頼する子どもたち。ありがとう。