バレンタインデーが近づくと、毎年教室で行われていた会話。
「ねえ、明日バレンタインデーだねえ。誰かにあげるの?」
とぼく。
「だって学校に持って来ちゃいけないんでしょ」
「○○の家は遠いから、学校じゃないと無理なんだよね」
「ねえ。。。こっそり持ってきていい?」
「聞いている時点でこっそりじゃないでしょ」
「いいの?」
「いいか?って聞かれたら、持って来ちゃいけないルールだって答えるしかないでしょうよ」
「じゃあだめなの?」
「だから。聞かれたら持って来ちゃいけないルールだって答えるしかないでしょ」
「じゃあ、聞かなきゃいいのか」
「もう言っちゃってるんだから、こっそりじゃないでしょ」
「いいの?」
「いいかって聞かれたら~ 」
以下続く。
あれこれこっそりやりとりしてたようです。
「いわせんには放課後持ってきてあげるよ」
「口止め料じゃん!」
明日は、1年に1度の華やぐ日ですね。
ドキドキする1日になりますように。
学校の表向きのストーリーと対立するときはユーモアで切り抜けるのがいいなと思うな。