今日は、長野県御代田町立御代田南小学校で終日校内研修講師。
昨夏に町教委の研修を担当したことがご縁。
読み聞かせさせていただいたり、飛び込み授業させていただいたり、若手の先生のチャレンジに伴走させていただいたり。
飛び込み授業についてはずっとその価値に疑問を持っていたんだけど、石川晋さんの仕事の話をお聞きして、ぐいっと方針変更。現場に入る機会には、やることにした。
もう少し丁寧にいうと、1時間でつくれる関係性とか教材の魅力とか、学びの場をつくるのってそういうことじゃない、みたいなこだわりがあった。もっと長期な取り組みだろうと。学びを矮小化するのではないかと。
だがしかし、その時間で一緒につくれること、それをみていただく価値、失敗も含めてチャレンジすべきだと思い直す。多賀一郎さん、石川晋さんら諸先輩の覚悟のようなものから、ぼくも逃げてはいけないなあと。
自分の授業を材料に対話することの価値も感じられた。
どんな思考過程で何を考えていたかを検討材料にできるから。
放課後も90分いただいてたっぷり研修。
とてもいい場でした。
研修90分はたっぷり準備して、全部手放して場に立った。
体験と対話メイン。その場で考えながらの時間はヒリヒリしてたのしかった。
公立校の可能性をあらためて感じた1日。
軽井沢風越学園設立予定地とも近い学校なので、今後つながりができるとうれしい。
単発でやれることにはかぎりがあるけれど、継続的な関わりになれば必ず何か生まれる。 職場に確かにある「想い」や「熱」を形にするには、型や技術も必要。
あらためて、学校の組織開発のお手伝いは、ぼくの好きな仕事の一つだと再認識。22年現場にいたからこそ「見える」こともある。その強みを活かして、学校支援の専門性をさらに磨いていきたい。
しばらくは設立準備に忙しくて、学校支援はほぼできないけれど、またいつかがっつりチャレンジしよう。
子どもたちに届きますように。