校長先生、朝日新聞編集委員の氏岡真弓さんに続いて、第3弾。
今回はアカペラボーカルバンドの「RAG FAIR」の加藤慶之さん。
一世を風靡した「ハモネプ」。ボクも見ていました。
「大人トーク」とは石川晋さんが『対話がクラスにあふれる!国語授業言語活動アイデア42』(明治図書)の54ページに紹介している方法で、ゲストを迎えたときにそのゲストと先生が「対談」するという方法です。
今回は学年の先生がプロデュース!
なんとお知り合いだったそうで、ゲストとの相談からインタビューまで引き受けてくれました。
スタートで、紅白やうたばん、Mステ、さんまのまんまに出た映像を見せて下さり、子どもたち「おお!」。
小学校時代、中学校時代、この仕事についたきっかけ、丁寧に丁寧に語って下さいました。
歌の実演もあり、その「本物」に、子どもたちどんどん集中していきます。
「これからどんな仕事しようかとか、
どんな道に進もうかとか迷う頃ですよね。
自分が好きなものとか、
自分が熱中できることとか探していくと思うんですけど、
でも探してもなかなか見つけられない、
ってこともあると思うんです。
そういうときに,
人生の道しるべになってくれるのが『出会い』だと思うんです。
ボクの場合は中学の音楽の先生でした。〜
これからいろんな人や,いろんなことに出会うと思うんですけど、
その出会いから,
その人の生き方とか、
魅力とか、
そういったものが、
自分のヒントになっていくと思うんです。
『出会い』を大切にして下さい。」
本当にステキな1時間でした。
最後に、ある子が「よかったら私たちの歌声も聴いて下さい」と、
6年生86名で「COSMOS」の歌声をプレゼント。
今までの練習の中で一番いい歌声だったのは、
加藤さんの魅力に出会ったからなのだろうなあと思います。
先日の幼稚園児との学びの場といい、
学校っていろいろなことと「出会う」場でもあるんだろうなあと思います。