夏の読書3 心の中の幸福のバケツ
ねる前にさらっと再読。
- 作者: ドナルド・O・クリフトン,トム・ラス,高遠裕子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: 単行本
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ボクはこの比喩、とても好きです。
わかりやすいし、イメージしやすい。
ずいぶん昔の学級通信ですが、子ども達に学級通信で、
こんなふうに
「価値のインストラクション」
をしています。
(特に最初の1週間に大事だと考えています)
本の内容を要約したものです。
* * *
きのう、「心のバケツ」の話をしましたね。
みんな心にはバケツ、手にはひしゃくをもっている。
心のバケツに水がまんたんの時、その人は幸せです。ニコニコです。
反対に心のバケツが空っぽの時、その人は悲しいです。暗い気持ちです。
相手がよろこぶことする、
相手に親切にする、
相手にプラスの言葉をかける。
すると、友達の心のバケツに水が1てき入ります。
あなたの手のひしゃくで、水を1てき、相手のバケツに入れるのです。
しかもそれだけじゃない。自分のバケツにも水が1てき入るのです。
つまり、友達も自分もハッピーになるのです。
はんたいに、
相手が悲しむ、いやなきもちになることをする、
相手の心やや体をきずつける、
相手にマイナスの言葉をかける、
すると、友達の心のバケツから、水が1てき、へってしまいます。
あなたの手のひしゃくで、水を1てき、すくってしまうのです。
しかもそれだけじゃない。自分のバケツの水も1てきへってしまいます。
つまり、友達も自分も、くらーい気持ちになるんです。
きのうの帰り、
「助け合えるクラスにしたい」
「一人一人がみんなに優しいクラス」
「男女の仲がいいクラスにしたい」
「ケンカが〜のクラスにしたい」
「みんなに自慢できるクラスにしたい」
「何でもできるクラスにしたい」
「あきめないクラスにしたい」
って言ってくれましたね。
そんなクラスに近づくための一番の近道、それが、
相手の心のバケツに水を入れる
=プラスの言葉を大切にする、プラスの行動を大切にする
です。これがクラスにたくさんふえたら、
きっとボク達は「サイコーのクラス」になると思います。
みんなの心のバケツの水をまんたんにしよう!
きのうのクラスにはそんなステキなことがたくさんありました。
(中略:クラスでのステキを実名でたくさん載せました)
クラスにはもう、
こんなにステキなことがあふれて
います!
みんなの心のバケツにも、
ボクの心のバケツにも、
たくさん水が入っています。
これをずっと続けたいね!