クラスではホワイトボードが大活躍中。
今、算数では「面積」の学習中。
長方形の面積=たて×よこ
という公式は知っていても、なぜそうなるかを説明するのって、とっても難しい。
ホワイトボードを真ん中に置いて話し合うと、一人一人の考え方が可視化されて議論がすすみます。
ホワイトボードは、教科の授業でも本当に役立つなあ。
とは言っても、子どもたち、自由に持ち出してやっているだけなんですが。。。
ボクの尊敬する先生で先輩、あべたかさんは、社会の授業でこんなふうに使われているそうです。おもしろい!!
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/abematu/20110115/1295017339
作家の時間(ライティング…ワークショップ)でも大活躍。
作品のテーマ、何を書くかを決めるときにこんな風に使ってみました。
1、4人グループの机に1枚のホワイトボードを置く。
2、ホワイトボードを4つに区切る。
3、向かい合った人同士がペア。じゃんけんをする。
4、勝った人がファシリテーター。「3学期最初の作家の時間、何書きたい?」「というと?」「具体的には?」「どんな感じ?」とオープンクエスチョンで聴く。 (発散)
5、時間は4分。4分経ったら交代。
6、赤ペンに持ち替えて、「いろいろ出てきたけど、最初にどの作品から書く?」
と聴いて、赤で丸をつける。 (収束)
とこんな手順で書くことを決めました。
いつも書くことで迷っていた人も、これでスムーズなスタートを切ることができました。
そしてなにより、このようにファシリテーターを、全員がいろいろな場面で体験することで、子どもたちがファシリテーターになる道ができます。
こんな構成的な場はすぐにいらなくなります。
既に、下書きをしている人、修正をしている人、もう清書に入っている人、2作品同時に書いている人 等々。
書くテーマの制約、時間軸の制約がなくなってくると、子どもたちは「解放」されていきます。
休み時間やおうちでも書く子が出てきます。
子どもがファシリテーターになる。
そのためには学んでほしいスキルもあります。
それをみんなが体験的に学ぶこと。
やがてクラスを離れても、やがて大人になっても活きてくるはず。
ホワイトボードミーティングはその大きな大きな一つです。
ホワイトボードミーティングについて詳しく知りたい方は、
下の本が本当におすすめ!
- 作者: ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 53人 クリック: 624回
- この商品を含むブログ (45件) を見る
福島の坂内さん、古田さんの授業を見せていただき、
ボクの中でも大きな変化が起きてきています。
早速理科、社会で大きく動き出しています。
リーディングもライティングもさらに変わる予感。
うーん、おもしろい。