電車の中で

某打ち合わせのため都内に向かう電車の中で読了。

「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力

以前、近所の本屋に寄ったときに何となく目を引き買っておいて積ん読になっていた本。

中原さんがブログで取り上げていたので、
「あ、そういや買ってあったな」
と思って読みました。

http://www.nakahara-lab.net/blog/2008/12/post_1396.html

内容はきわめてシンプル。

人には２種類のマインドセットがある。
（マインドセット＝知能観）

しなやかマインドセット・・・能力は努力次第で伸びると考え、結果よりも学ぶプロセスを楽しむ。たとえ難しいことにもチャレンジする。

こちこちマインドセット・・・能力は生まれつき決まっていると考え、
自分の有能さを誇示しがちで、失敗を恐れ、難題に挑戦しない傾向が強い

前者は、拡張的知能観、後者を固定的知能観ともいいます。
人の成長を決めるのは、才能ではなく、ものの考え方、とらえ方であるというシンプルな主張です。

教師自身が「しなやかマインドセット」を持っていることが、クラスの子にとってとても重要であることも色々な例で書かれています。

とてもわかりやすいです。
要約すると上に書いたことに尽きるのですが、具体例とともに読むと理解度がグッと増します。

★★★★

帰りは高田馬場の本屋により、

「分かりやすい教え方」の技術―「教え上手」になるための13のポイント (ブルーバックス)

を購入。
今日の朝刊の広告をノートに貼っておいたので、すぐに思い出し購入。
これから読みます。