いわせんの仕事部屋

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待望の新刊。

石川晋さんの待望の新刊、『学び合うクラスをつくる!「教室読み聞かせ」読書活動アイデア38』(明治図書)が発刊されました。
表紙のかわいらしさ、タイトルのポップさとは大きなギャップがある、なんとも骨太な本です。


ボクたちが今行っている実践は、ほとんど先人の実践の上に成立しています。
石川さんはその歴史的系譜を丁寧に描いています。
ここが石川さんの提案の骨太さと誠実さだなあと思います。
ボクはついついここをいい加減にしてしまいます。自戒です。



ボクは今、リーディングワークショップや、その実践群の一つであるブッククラブ、ペア読書、また対話型読み聞かせ等を実践したり、時には提案したりしていますが、「なんのために」それをやっているのか、そこをちゃんと持つことがとても大切だなあと、本書を読んで改めて考えさせられています。

以前に仙台で、
「石川さんと岩瀬さんは読み聞かせの実践が違う。それをどう考えるか?」
と質問をいただき、明快に答えることができませんでした。
むしろしどろもどろ 苦笑

いつか丁寧にアウトプットしたいと思います。
大きな宿題です。


明日からやれる実践もたくさん載っています。
本を大切に実践されている方々には、ヒントが満載な本。
ボクは石川実践に出会ってから、学級通信を毎朝読み聞かせすることを日課にしています。
これだけで教室には大きな変化が起きます。

読んでいただければわかりますが、これは単に読み聞かせのことだけを語っている本ではありません。
ボクたちが子どもたちの前にどう立つか、そんなことが伝わってくる本です。
必読です。
ぜひぜひ手にとって下さい。


1ページですが、ボクのクラスの様子も紹介して下さっています。素直にうれしいです。