今日は5年生最後の参観&懇談会。
なにをやろうか、ずっと迷っていたのですが、
迷っているうちに学級閉鎖 涙
子どもたちが学校に来たのが先週の金曜日でした。
子どもたちと相談して。
急遽「5−1卒業スピーチ大会」をすることに。
まずクラス全員で、
・この1年あったこと エピソード
・この1年で成長したこと
・この1年で学んだこと
・よく覚えていること
を黒板いっぱいに発散した後、
自分のスピーチのテーマを決めました。
金曜に下書き。友達と読み合って修正。
週末にさらに修正。
月曜の朝から練習開始。
1時間使って、
「どんな会にするか」
を発散。プログラム、会場の構成、役割分担をして、すぐにリハ。
そして今日。
最後の確認をして、5時間目に本番に臨みました。
この1時間はボクはビデオ係。全部自分たちで進めました。
司会担当の子、
「保護者の皆さん、いかがでしたか?2人ほど感想をお聞かせ下さい」
しーんとしていると、
「では、近くの2,3人で感想を話してみて下さい」
とみごとなファシリテーションぶり!
それにしても。
わずか3日で、全部自分たちで運営できるなんて、
さすがだなあと感動しきりの1日でした。
スピーチは内容も、スピーチしている凜とした姿も本当にステキで、
ずーっとボクは聴き入り、そしてその子のこの1年の様々なエピソードを思い出していました。
宝物のような1時間。
自主学習のこと。
読書のこと。
リーダーシップのこと。
公平に聴くということ。
本気になるということ。
思いやるということ。
リスクテイカーするということ。
「価値のある失敗 価値のない失敗」のこと。
算数のこと。
学び合うこと。
目標に向かうこと。
一人一人が自分の言葉でこの1年を語りました。
1年の学びをぎゅっと1分に凝縮して。
スピーチの中に具体的なエピソードがたくさん入っていて、
それが聴き手を引きつけました。
ホワイトボードミーティングに取り組んできた成果。
友達の名前が出てくるスピーチも多く、
関係性の中で学んできたんだなあと改めて感じました。
今日のスピーチは最後文集にしよう。
今日来られなかった方にも、ビデオを見ていただきたいなあ。
5-1,29人の子どもたち。
自分の成長、学び、迷い、課題をしっかりと抱きしめて次の学年へ旅立ちます。
保護者会では、この1年のスライドを共有し、
子どもたちの成長を語り。
スライドのBGMの1曲は、石川晋さんに紹介していただいた、ミスチルの「かぞえうた」に。
歌詞を学級通信に載せてお配りしました。
涙して下さる方もいて。
あっという間の1時間でした。
もっともっと保護者の皆さんと語り合う場があったらいいなあと思った1日でした。
残り24日。
6年生になるときにギャップに苦しまず、良いスタートが切れるように。
本格的にセパレーションが始まります。
改めて子どもたちとの出会い。保護者の皆さんとの出会いと、濃密な1年に感謝。