いわせんの仕事部屋

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参観記①

昨日は、小学校の先生で、楽学の仲間でもある、syuちゃん、Mさんが1日参観に来て下さいました。

さっそくお二人から、参観の感想、フィードバックを頂いています。
少しずつ紹介させて下さい。
お二人、ありがとうございます!

まず、syuさんからの第1弾です。



        *  *  *



岩瀬さんの授業参観をさせていただきました。


 僕が今回、見るときのポイントにしていたのは、岩瀬さんの子どもとの関わり、話し方、雰囲気、でした。教師として、どのようにあるべきか、自分の目指したい姿に悩んでいた僕は、そこを見ていました。



 印象的だったことは、ポジティブなフィードバックの多さです。子どもの行動をよく観察していて、すぐに具体的行動をフィードバックしています。


 そして、フィードバックするときの語尾が「〜しよう」です。Let`s(一緒にやろう)なんです。これは難しいニュアンスなんですが、「〜しなさい」とは絶対に違うし、「〜しましょう」っていうのともちょっと違うんです。「〜しよう」っていうのは「〜してみようよ」「こういう行動、増やしていこうよ」っていう呼びかけであって強制ではない感じです。「あ、やらなきゃいけないな」と感じるのではなく「あ、そうだ。やってみようかな」と思える言葉がけでした。



 あと、「〜しよう」という言葉よりも大事なのが、しゃべり方だと思いました。先生の表情、声のトーン、ボディランゲージ(体育のときなど子どもが座って話を聞いているときは、同じようにしゃがんで話していたり・・)。自分が先生という上下関係を生みやすい立場なだけに、かなり気を使って話さないと、子どもたちにとっては押し付けのように感じられてしまうのではないか・・・自分の行動を振り返るいい視点となりました。


 次に、どの時間にも振り返りの時間を入れていたということ。また、授業の前振りもありました。例えば、算数の時間で、クラス目標に近づくにはどんな授業であったらいいか、一分間考える時間をとっていました。毎時間、振り返りを行うことで、子どもは振り返りなれていましたし、常に目標を意識して生活しているのだと思います。



 さて、授業時間以外の時間にも、僕は着目していました。


 例えば、掃除の時間。かけていた言葉は、「掃除上手くなったね〜」「おつかれさま〜」「がんばってる?」などです。褒めたり、ねぎらったり。あと、教室の近くを掃除している、三年生にも同じ言葉をかけていました。この、三年生にも声をかけてるってのがとても意味があるように感じました。教師の姿勢として、大事なんじゃないかと。



 また、体育館から教室に移動するとき。他の学年の子が昇降口で騒いでいました。どういうふうに注意するのかな?と。なぜなら、自分のクラスの子には信頼関係があるので、信頼の基づいた言葉ができる。クラス目標にもどった言葉がけもできる。そうじゃない、他の学年の子の場合、どうするのかな・・。岩瀬さんは、あたたかくでもきっぱりと、理由を言って「やめてください」と注意していました。きちんと理由を話して注意してるところが、やっぱり信頼に基づいた注意の仕方なんだな、と。


あと、子どもたちとハイタッチできるのってなんかいいなあ、と思いました。恥ずかしがってやらないって子いないんですよね。きっと、そこまでもっていくのに試行錯誤した時間があるんだと思います。子どもとの関係がめっっちゃいい!




・・・ふ〜〜〜。ここまで書くのに1時間かかりました。 各授業についてはまたあとで・・・。


           *  *  *


細かくみてくださって感謝です。
自分のことって、自分ではなかなかわからないものです。
syuさんのフィードバックで、

「そうだったのかあ」

と思うこともしばしばです。


この後、各授業についてもフィードバックくださるそうで、ドキドキ。
楽しみにしてます、syuさん!


ちなみに、ハイタッチ、すごーーーくいいです!
ボクは1日1回は必ず全員とハイタッチするようにしてます。

後は嬉しいことがあったとき、自然とその子とハイタッチ!です。