いわせんの仕事部屋

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参観記② ③

syuさんからの参観記続きです。
syuさん、ありがとうございました。
第3弾もある!?



さらにMさんからのフィードバックも紹介させて下さい。
Mさん、ありがとうございました。
まだまだボクに課題があることが当たり前ですが再認識できました。精進します!




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授業参観記の続きです。
それでは、授業ごとに書いていきます。



●朝自習 合唱集会に向けた歌練習

 全体的に声が出ているなあって思いました。合唱練習の始めの時にはいなかった、岩瀬さんが戻ってきた時にあることに気づきました。

先生が戻ってくる前後で、子ども達の様子が全く変わらなかったのです。ちょっとぐらいはピッとなる子がいるかなと思いましたが、僕が見てる範囲ではいませんでした。これはきっと、先生が信頼に基づいた学級経営をしてるからだと思います。これから合唱集会でストーミングが起きるそうなので、それも見てみたかったです。


(今日ストーミングが起きました〜 というか起こしちゃいました〜)



●1時間目 体育 ソフトバレーボール

 バレーボールの準備が出来てまず、先生が二つのことをいいました。


「Aが一週間休んでいたから優しく迎えてあげてね。結構、心配だったりすると思うから」←休んだ子への気配り

「前回の授業でBがいい声を出してくれてたよ。プラスの言葉を大事にしていこう」←この授業で大切にして欲しいこと。ただ始めるのではなく、こういう前振りも大事だなあ。



 途中でバレーの練習を中断して伝えたことは、
メタ認知しよう。ボールが無くて寂しがってるチームがあるよ」←全体を見て気を使うということ

「楽しくやるのとふざけてやるのは違う。一生懸命やるという気持ちでやろう」←真剣さ、一生懸命さを訴える、という2点。

 そこから、ゲーム。円陣、握手していたのが印象的。この子ども達の姿、うらやましい。二試合終わると、振り返り。「チームでよかった事、改善点」振り返りを終えて、「あるグループでこういう振り返りをしていたよ。点が入ってくると雰囲気よくなってくるよね?点が入らないとき、どうするかが大事だよね。(このあとどういう言葉がけをしたか、記録ミスです・・・)」

 このあと、振り返りを生かしてもう1ゲーム。振り返りをして、すぐ生かすってのも大事だなあ感じました。





●2時間目 国語 作家の時間、ペア読書

 ペア読書・・・きっと読書が苦手であろう子も、熱中して話してた。その姿にびっくり。同じ本を読んでいる子達は、「○○」という表現について追求していました。「なんだろうね・・。」僕も全く分からず、文の言語を読んで想像しながら考えてました。一緒に考える時間が、僕にとってはとても楽しく、ああ、これがペア読書の1つの楽しみなんだなあと思いました。


 作家の時間・・・素敵な作品を聞かせてもらいました。やっぱり本を読んでる子は表現も豊か。僕もコメントの付箋を書きました。



●3時間目 社会 日本の貿易(チーム学習)

 ジグソー学習を自分達で見つけたそう。自分達で見つけたことに誇りを思っているのか、自信を持って熱中してやっていた。先生は周りながら、アドバイス、質問、ポジティブなフィードバックを返している。子どもたちをつなげ、子どもだけで解決できるようにも促していた。文学サークルと同じ読み方をしてる子がいて、それを評価し、広げていた。やっぱりこれも振り返り。「よかったこと、改善点、困っていること、次回の予定」



●4時間目 学活 PA マシュマロリバー (テーマ 全力を尽くす)

 始めはマシュマロリバーかパイプラインで迷っていました。子どもたちと相談してマシュマロリバーへ。マシュマロリバーですぐ達成して、いい雰囲気作ってからパイプラインをやろうということでしたが、意外な方向へ・・・。

 まず、「今日はみんなが協力すること。」「全員が本気になれるってどういうことだろう」「プラスの言葉を使おう」「大事なことは全員で進むこと。一人で進めないで」という声がけをして、開始。

 簡単に達成するはずが、全然出来ない(実は難易度を上げていた)1グループだけ成功し、先に振り返り。

「よかったこと。他のグループとの違いは?」子→「声かけがあった。」

にこにこ。


プラスの言葉。Sの安全を考えてた。冷静、落ち着いてた。助け合ってた。いっぱい案が浮かんだ。」




(その他には、「ケガさせないようにと思ったから真剣にやった」「絶対失敗しないようにと思ってやったよね」 等が出ていました。これを聞いて今回の焦点はここだなと思いました)





ここで全グループをとめて振り返りをする。

「僕たちは全力を尽くせた?100%の力をだせた?どうだろう?」

「どうやったかはという「やり方」はどうでもいいの」

(ここで、岩瀬先生はクラスの問題点として、失敗してもいいと思って、全力で真剣には出来ていないことがあると見取っていた。)




 1チームは完全にストーミング。振り返りで話を聞いていない子に怒ってた。他のチームはPAを再開しているのに、このままでは達成できないから、話し合いを続けたいと言った。結局話はうまくはまとまらず、先生のアドバイスによって動き出す。

そのアドバイスは

「諦めない限り、失敗ではないこと。雰囲気は切り替えられる、自分達で変えていけること」

ストーミングの後の話し合いがどうにもつまった場合、もう一度やってみるという選択肢もありなんだということを学びました。あと、子ども達が解決することを期待しすぎて任せっぱなしにするのではなく、アドバイス、介入も大事だということも)でも、そのあとのチャレンジはどのチームも真剣そのものでした。




(岩瀬のコメント: これは時と場合によります。ずーっと見ているのもありです。どうするかは「何のために」を考えれば良いと思います。こうすればいいっていう正解はないと思います)




 チームへの介入のしかた、チームの見取り方などはちゃんと学ぶ必要有りと感じました。いまの自分では出来ない・・・。

 結局、給食の時間をかなり削り、ストーミングが起きたチーム以外が達成。ストーミングがおきたチームは、昼休みも使ってやってました。結局達成は出来なかったけど、チームの子ども達が学んだことは大きかったはず。この子たちのジャーナルが気になります。見せてもらえばよかったです。



●5時間目 算数 多角形の角度

 多角形の角度の和を求める単元です。子どもたち、追及してました。

教科書を見る子がいない。

教卓の上には答えがあるのに、それを見る子もいない。熱中して探してる。課題が「多角形の大きさの角の和をいろいろな方法で発見しよう」でした。

①「できるようにする、分かるようにする、説明できるようにする」ではなく、

②「いろいろな方法で発見しよう」という課題だからこそ、子どもたち追及してったのかなあと思います。

 ①だと一つの方法を広めればそれですむ。②はいろんな方法を発見したくなる。あと、先生の声がけで、いい発見をした子に「数学者ですね〜〜」というのが。言われた子は超得意げでした。

 あと、ノートに学習の軌跡を残していこうというアプローチもしていました。


帰りの会

ありません。ハイタッチ、帰るときのあいさつ、ステキです。
みんな帰るときに僕にもさようなら言ってくれました。さぼってか恥ずかしがって言わない子がいたって普通なのに、たぶん全員言ってくれました。ありがとう。

岩瀬先生、5ー1のみんな、本当にありがとうございました!




(岩瀬注:帰りの会あります! 1,ちょこっとボランティアの時間 2,ジャーナル 3、一人ずつ挨拶 というプログラムなんです)




やー、午後から子どものバレエ観て、そのあと趣味のライブへ向けての練習をしてたので、なかなかハードでしたが、何とか書けて良かったです。この記事は、2時間みっちりかけました。


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Mさんからのフィードバックです。
ありがとうございました!



●朝、駐車場を探していると通学班の班長さんらしき子がわかりやすく駐車場の位置を説明してくれた。そこから、職員室をさがしていると今度も高学年の女子が丁寧に職員室の位置を説明してくれた。「ほめられる。」といっていたので今考えると岩瀬さんのクラスの子だったのかもしれないと思いました。学校全体でよいことをすると「誉められる」システムができているのか、それとも子どもが素直なのかなと思いました。校庭が広く遊具がとても充実していると思った。


(→ボクのクラスの子じゃないみたいです。だれだろう??)



●朝の合唱練習
しばらく高学年を担任していないので、本格的な合唱を聞けてうれしかった。練習を始めて4日目というから驚きだ。黒板に5分しかないと板書してあったので子どもがテキパキ行動していた。急ぐあまり、ややせかす様な口調の子がでてきたが、女子のリーダー格と見られる子が「まってよ、そうやって言うのやめよう。」の一言でクラスが落ち着き、熱心に練習していた。



●1時間目 体育

準備、後片づけが抜群に速いですね。それから、見学の子が写真を撮っているのも素晴らしいと思いました。見学の子って暇になりがちですものね。「見学の子っていつも写真をとっているの?」と聞いたら、「バレーボールで骨折しちゃったんで。」と答えてくれました。素直でしっかりした受け答えができる子だなと思いました。

トスだけブロックなしゲームで相手のチームのミスに「ドンマイ」という声が自然と出ていて成熟したクラスという印象を受けました。
試合前のあいさつで向かい合った子だけではなく相手のチーム全員と握手をしているのが印象的でした。
練習中にAさんから「バレーボール」の用語がよくでていてよいなと思いました。岩瀬さんの声がけが圧倒的の誉める言葉でした。


体育の授業でも振り返りの時間をたっぷりとっているのが印象的でした。チーム内の効果的な振り返りを全体にかえすのもさすがと思いました。
整理運動をやっていませんでした。


(→時間が過ぎてしまい、飛ばしてしまいました・・・反省・・)


●2時間目 国語
ペア読書で妖怪レストランシリーズを読んでいる子がいてうれしかった。なぜかというと私のクラスに学級文庫に大量に私が仕入れた妖怪レストランシリーズがおいてあります。選書的にどうかなと思っていたのでよかったです。

ペア読書をやるときの選書はどうしているのですか?おすすめの本の反対もあるような気がするのですが←この発想がいけないのかもしれないですが。

作家の時間で初対面のsyuさんと私の作文を見せに来た子が2人いました。大人とかかわりを持ちたいからという見方もできるかもしれませんが、私は岩瀬さんのクラスでは、作文でも図工の作品でも自分の作品を他者に見せると、誉められる、肯定的なコメントがもらえる、適切なアドバイスがもらえるシステムができあがっていて、自己肯定感が育つ→自分の作品に自信をもつ→初めての人でも見せてみようという気持ちで見せにきたのかなと思っています。いいアドバイスができなくて見せに来た男の子には悪いなと思いました。岩瀬さんが主人公の話でした。
その後、奇跡の「せき」の書き方を質問されて答えられないというハプニングが起こります(自分のいたらなさはおいておいて)。


私と質問をした子(A男)と辞書で調べてくれた子(B子)がいます。
私が答えられないとB子がすぐに辞書で調べてくれ、A男に教えてあげました。それだけではなく、A男が私に「B子さんは、国語博士なんだよ。」みたいな発言をしました。うまく表現できませんが、岩瀬さんのクラスの真髄をここに見ることができたような気がしますし、今日一番の感動の場面でした。


同じ場面が私のクラスで起こったらどうでしょうか?
「先生なのに分からないの?」というツッコミが入り「そういことをいってはいけません。」とわたしが注意する展開になっているような気がします。



●業間休み
作文を見せに来た子がもう一人の男の子をつれて話に来てくれました。
「どこからきたのか?」という質問でした。
こちらからは、「5年1組のよいところは何ですか?」という質問を2人にしました。学級目標に入っている言葉が「言わされている感」がなくすっとでてきました。それから「教えあって勉強できる」と言う子もいました。だんだん他の子も輪に増えてきたので同じ質問をしました。みんな誇らしげに自分のクラスのよいところを自分の言葉で語っていました。(パッとでてくるのがすごいし、本当にそう思っているのだと思いました。)



●女子とは、鳥がわたしの肩にのってくれたおかげで話題ができ同じような会話をし、「絵の得意な子いる?」という話の流れになり、通信に絵を描いてもらいました。5分もかからず上手なえがかけたBさんはすごい!もともと、違う女の子に頼んだら、Bさんが上手と教えてくれました。



●3時間目 社会

チームになって新聞を作っているとき「漢字を教えてくれた子」がチームの他の子が、「今日から11月になった。」のような話をしはじめた時「うるさい。話がちがう。」ときちんと注意していました。
プリントをクリアファイルに入れるのもよいと思いました。
資料の使い方作り方は、疑問が出てきたらまた教えてください。



●4時間目 PA

パイプラインか納豆川か考えるときに、友人の発表を聞いて「それもいいね。」という発言がでていた。これは、友人の意見やアドバイスを受け入れて成功した体験が多いから出る発言だろうと思った。これも、岩瀬さんが計画的に学級経営をされているのが見える場面でした。

失敗したチームへの岩瀬さんの声がけ
①未来は変えられる
②あきらめたら失敗
というアドバイスが瞬間的にできすごいと思いました。



●給食
Cくんが職員室を通過して校長室まで私のコンビニ弁を取りにいってくれた。校長先生をはじめ職員のかたの子どもを見る目が優しく感じた。

岩瀬さんのようなクラスでも給食当番のかたづけ忘れがあり少しほっとした。
(いやみではなく完全すぎるクラスは怖いという印象があるので)



●昼休み
2階席の応援する子の語彙が多いと思いました。
この場面ではないですが、「タイムマネジメント」と言う言葉も普通に使われていた。



●5時間目 算数
楽学の続きで(従来行われている)問題解決学習がなぜこんなに支持されているのかを考えてしまった。
本時を問題解決学習でやったら岩瀬さんのクラスでも今日のように面白い考えはでないと思った。

「フリーハンドでごめんね。」といって教えている児童がいて、高学年でも教師の発言はこどもは真似るのだと思った。
自分のクラスで強い口調で友達を注意する児童がおり、私がそういう口調で注意しているからだと思った。



帰りの会
放課後で早く帰りたいのに4人の感想発表を聞く態度がよいのでビックリ。
私も気分良く普段より滑らかに(!?)話せました。
その後、本当に全員にあいさつしていく姿をみて素直で人懐っこい子達だなと思いました。



●子どもの目から見たら「優しい」けれども「頼りがいのある先生」
私の目から見ると「忙しい中でも自分の感情をコントロールできる」先生に映りました。
感情のコントロールは、今自分自身で注目をしています。教師の感情というのはクラスに与える影響力が強いと考えるからです。また、教育技術と違って感情のコントロールはある程度自分の体調管理などでできると思うからです。




以上、乱筆お許しください。
お忙しいところ本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

 
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こちらこそありがとうございました。
丁寧なフィードバック、本当に感謝しています!