いわせんの仕事部屋

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職場のチームビルディング

前回の研修(7月28日)に続いて、夏2回目のチームビルディングのワークショップ。
丸1日8時間近く、職場全員でひたすら話し合いました。

今回は、「校内研究の計画を立てる」ことがテーマでした。

ファシリテーターの進行のもと、9時から17時半まで本当によく話し合いました。
こんなに職場の人とじっくり話し合ったことはなかった。そんな感想がたくさん出ていました。
同じ仕事をしているのに、ほとんど話したことがない。対話ができていない。
隣に座っている人がなにを考えているか、どんなことをしたいと思っているのかもわからない。
それがボクの学校に限らず多くの組織が抱えている問題ではないでしょうか。

たくさんたくさん話す事により、個人のこだわりを出し合うことにより、前回に比べて明らかに職場の空気が変わりました。「言っても大丈夫」という安心感が生まれつつあります。
また今回は、「わたしがやりたいこと」にフォーカスして話し合ったことが、ポジティブな空気を生みました。



振り返りでも、
・今までは上で決めたことが下にやるべきことがおりてくる、という研修しかしたことがなかったが、個々のやりたいことを積み上げて研修を創るというのは初めて。
トップダウンじゃなくて自分たちでどうしていくかを考えるいい研修だった
・自分のやりたいことをみんなが心から出せたことがよかった。
・先がスッキリ見えてきた
・時間をたっぷりかけて焦って決めないで、みんなで納得して決められてよかった
・20人弱でこんな語り合える雰囲気になったのは初めて
・職場が「仲間」になるステップを一つ上がった感じがする
・これまで2年間やってきたことがここにつながったのかという積み重ねを感じた。




などポジティブな言葉がたくさん出てきて、とても嬉しい時間でした。
やりたいことで担当も決まり、いよいよ動き出します。




以下は岩瀬の自分用振り返りメモです。


・ビジョンをみんなで作り上げていくことの重要性。「わたしが作成に参加している」ことの大切さ。


・まず一人ひとりの思いを書き出し、それを共有して合意していくのは、全員が大事にされていていてもいい方法。


・たくさんの時間が必要。まず自分に向き合い、そしてたくさん話す時間が。これが2時間や3時間だったらここまではこられなかった。会話ではなく対話。コミュニケーションの量を増やす。


ファシリテーターが中立。内容のゴールを持っていない。ボクのこれまでの失敗はそこにあった。ボク自身がやってみたいことがあるから、中立のファシリテートができていなかったのだ。


・場を信じる、メンバーを信じることの大切さ。
人を責めず、自分にできることを精一杯やる。自分のベストをつくす。
今を大切に。丁寧に。