子ども達のことを信頼しているかどうか。
そのことは、ボクが
「何を話したか」
ではなく、
「どういう行動を取っているか」
「どうあるか」
で子ども達に伝わります。
昨日クラスであった出来事で、子どもから手紙をもらいました。
その手紙には、
「心からこのクラスを信頼して下さい」
「私たちは必ずあのゴールに行けます」
と書かれていました。
温かく、厳しい手紙に涙が出ました。
子どもの前で前日の振る舞いを謝りました。
振り返りジャーナルでは、
「私の手紙を読んで、変わってくれてありがとう!
そんな先生はイワセンだけです。」
と書いてくれました。
子どもの成長に置いていかれそうです。
教師として成長できるかどうか。
そんなことが問われている1年です。
* * *
クラス目標は、クラスの道しるべ。
この1年の旅の目的地です。
これが1年を左右すると行っても過言ではないとボクは確信しています。
だからいつもこの目的地に返ります。
今ボク達は、あのゴールに向かって進んでいるのか。
今の行動は、あのゴールに近づいていく力になっているのか。
どうすれば、目的地にたどり着けるのか。
いつも立ち返るのです。
クラスのある子がいいました。
「目標、教室の後ろに貼ってあるけど、これじゃ目に飛び込んで来ない。前の一番目立つところに貼ろうよ。」
こんなところに貼ることになりました。
そんな提案をしてくれる子ども達をボクは誇りに思っています。
心の底から信頼し、その可能性を信じよう。
職場にも、学校にも、そんなステキなビジョンがあったら、
それをみんなが共有できたら、
そこに向かってチームとして力を合わせることができたら、
本気でめざせたら、
公立校が生まれ変わるに違いありません。
子どもも、保護者も、教師も、みんなが幸せそうな顔をしている学校が作れるはずです。