ボクが愛読しているブログ BROOCHにとてもステキな記事がありました。
「コーチの言葉」というエントリー。
http://blog.goo.ne.jp/sak_kura
don't worry!な毎日の中の、サッカーコーチの言葉です。
http://ktanizawa.exblog.jp/6727209
以下引用です。
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じゃ、今からラインの左をドリブルしながら走り、
端までいき戻ってくる練習をするぞ。
いいか、この練習きついぞ。そして基本だ。
少年たちがドリブルを始める。
コーチは常に大きな声を出す。
つよし、そこだ、go go go。
じゅんぺい、疲れたのわかるぞ、だけどがんばれ。
一人ひとりの名前を呼んで励ます。
休憩タイムを取りながら、
この練習がきついのはわかる。だってきつい練習をしているからだ。
でも、これが、試合の最後の10分にチカラになるんだ。
いいか、前の人に勝たなくていいぞ、隣のやつに勝たなくていいんだ。
でも、今の一けりをいい加減にやったら、そんな自分には勝て。
休みたいと思っていいぞ、でも、休むかどうか、自分できめろ。
おれは一人ひとりに自分に勝ってほしいんだ。今の自分に、次は勝て。
さ、もう一回やるぞ。
じゅんや、さっきの自分に勝ってるぞ、すごいぞ。
たいき、いいぞ、おまえのがんばりは本物だ。
休憩タイムだ。
今のトライはすごかったぞ、一人ひとりががんばることで、
チームのみんなにいい影響を与えていたぞ。
一人ひとり自分をいかせ。
背が低かったら、どうやったら高いヤツとは違うよさを出せるか自分で考えろ。
足が遅かったら、早いヤツとは違うよさを自分で作っていくんだ。
それは技術かもしれないぞ、あるいは、ハートかもしれない。
さ、もう一度やるぞ。
私は、離れられなくてしばらく見てた。
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ボク達、先生の仕事ってなんだろう。
評価ってなんだろう。
そんな根本のところを考えさせられました。
子どもを評価するのではなく、子どもが自身を評価し、成長していくのを、そっと手助けすること。勇気づけること。
そんなことを考えながら、何度も何度も読んでしまいました。
kuraさん、ステキな記事をご紹介下さり、ありがとうございました。