この本を買いました。
『子どもは子どもを生きています』
小西貴士 フレーベル館
- 作者: 小西貴士
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2013/09
- メディア: 大型本
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キープ協会で「森のようちえん」の活動を続けながら、子どもたちの写真を撮り続けている小西さんの写真集。
なにげない日常の子どもたちの写真。
小西さんが一枚一枚に、
短い言葉を添えています。
なんというか、すごくいいんです。
一人ひとりのストーリーが見えてくるんです。
むけられているまなざしがとても優しく、いとおしくなります。
何度も何度もめくってしまいます。
まるで小西さんが、その子の中に入り込んでいるよう。
* * *
ボクは仕事上、子どもたちと一緒にいることが日常です。
ついつい、子どもたちを『評価する』視点になってしまいがちです。
何ができるようになったか、とか、次は何ができるようになるといいか、とか。
そしてそれは決して悪いことではありません。必要なことだと思います。
でも、ボクたちは時には、
一人ひとりの子どもたちが、
何を見て、何を感じて、何を考えているのか、
何を『体験」しているのか、
一人ひとりの子どもたちになってみる。
一人ひとりの視点から教室や社会を見つめてみる。感じてみる。
そんなことが必要だと考えます。
そこから見えてくることに敏感でありたいです。
それぞれに流れている物語を記録していくような
リフレクション、ドキュメンテーションを試行錯誤しています。