いわせんの仕事部屋

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2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

終日校内研修。

今日は、長野県御代田町立御代田南小学校で終日校内研修講師。 昨夏に町教委の研修を担当したことがご縁。 読み聞かせさせていただいたり、飛び込み授業させていただいたり、若手の先生のチャレンジに伴走させていただいたり。 飛び込み授業についてはずっと…

「学級経営」を学ぶということの難しさ。実践知をどう共有するか②

①はこちら。 iwasen.hatenablog.com さらに小難しく進みます。こんなの読んでくれる人いるのかな・・・・・ (このブログ、振れ幅が大きくてすみません・・・・。自分のポートフォリオとして活用しているのでご容赦を) そもそも教師の実践知とは何でしょう…

子どもで居続けること。

先生であることの専門性。 それは「ワクワクする学び手」であり続けること。 探究者のモデルであること。 いや違うな。結果として、周りにいる人が感染しちゃうような探究者でありつづけること。 きみはいつおとなになったんだろう。きみはいまおとなで、子ど…

ダブルバインド

教室では、ルールを守ったり、先生の指示を素直に聞いたりといった「受け身」の要求と同時に、創造性を発揮してアクティブに学ばなければならないという相反した要求が同居していて、子どもたちにとってダブルバインド のような状態になっていることがよくあ…

「本はさ、人が死んでも受け継がれていくんだよね。」

『モリス・エスモアと空とぶ本』。 モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本 作者: ウィリアム・ジョイス,おびかゆうこ 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2012/10/11 メディア: 大型本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (7件) を見る この本は、担任時代に…

保護者と学校。

保護者を「お客さん化」してしまっているのは、実は学校。学校や授業にコミットするチャンネルをつくっていないからだ(今の多くのPTAは形骸化しているし)。 長男が小さい頃、ぼくは1年間育児休暇をとった。ちょうど長女が小学1年だったので、「よし!学…

「学級経営」を学ぶということの難しさ。実践知をどう共有するか①

今日はちょっと小難しく。 日本における学校教育では、近代以降、主に学級を基盤として教育活動が行われてきました。(学級制の歴史はまた別にまとめます。意外と日が浅く、近代の学校のためにつくられた”制度”なんですよね。決して自然な単位じゃありません…

きく

去年から、ぼくの個人的な探究テーマは「きく」。 教師という「きくこと」がとても大切な仕事をしていながら、果たしてぼくはなにをどのようにきいているのだろうか。 ぼくは、人の話をきいているとき、相手が話したことを自分の思考の材料にしてしまう。 例…

横並びの文化

教室で何か新しいことを実践しようと思ったとき、同僚の顔や管理職が気になる。 「自分だけ勝手なことをやっていると怒られるんじゃないか」と。 これは杞憂ではなく、 実際に「あなただけ勝手なコトされると困るんだよね」とか、 「学年で揃えましょう」と…

子どもに戻って、教室に座ってみる。

「自分が子どもだったらこの教室で学びたいか」「自分はこの教室で幸せに過ごせるか」「自分の子どもにはここで学んでほしいか」 ぼくは、自分が担任していた学級を見るとき、子どもを見るとき、勤めている学校を見るとき、いろいろな教室を参観するとき、あ…

学校はなんのためにあるのか。

学校ってあることが前提になっていて、タイトルのような問いを持つことって少ない。 「学校はなんのためにあるのか」。 吉田新一郎さんに紹介していただいた動画はこの問いからスタートします。 www.ted-ja.com なかなか辛辣に学校教育を批判していますが、…

異年齢・異学年の学び 

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。今年は更新の頻度をあげたい(希望的観測)。 ぼくにとって、ブログは自分の思考のツールです。書きながら言葉になっていないことを整理していく感じ。というわけで今年もとっちらかった文章…