いわせんの仕事部屋

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学級づくりの研修

長野県松本市の研修センターで研修をするようになって3年目。リーディングスクールアドバイザーなるものを拝命している。
昨年度の「学級づくり研修」(90分)が高評価だったようで今年度も依頼を受けた。

意味と価値のある時間をつくりたかったので「少なくとも3時間はほしい」と交渉し、無事3時間いただけることに
(春休みの学級づくりワークショップは6時間だった。笑)。参加者は60人。「この指とまれの希望者研修に!といい続けてるんだけど、どうしても「学校全員で参加」というイヤイヤの人も来てしまうがそれもまあ仕方なしか。全校である意味は分かるので。

さて、ぼくにとって,どれくらいの時間かというのはかなり重要。
というのも、最近の研修デザインを,たっぷりとした学習者体験をベースに,それを実践者として振り返ったり、理論と繋いだりという「立場の切り替えデザイン」(岩瀬命名)(Learner–Practitioner Cycling)」
にしているからだ。

例えば、研修スタートをくじ引きの座席のスクールモード(一斉講義用の前向きの座席配置)にして、居心地の悪さを味わう(学習者体験)。そのことを振り返りつつ、
その居心地の悪さとそれが解れていく過程を,実践者の帽子に被り直して分析したり,理論と繋いだりする。

そうすることで、教室の「場のつくり方」や「関係性の構築」の理論が、他者事ではなく自らの体験として腑に落ちやすい。

例えばこのように、実践者と学習者を行ったり来たりしながら実感知を伴う学びの機会をつくっているので、どうしても通常の2倍くらい時間が欲しいわけだ。

そのほかにも、
・マイクロ・インタラクションの繰り返し(Chunked Interaction)
・足場かけを構成的に開示的に行うプロセス重視の学び合い(Scaffolded Collaboration)
・体験をベースにした理論ー実践のサンドイッチ(Theory–Practice Integration)

など、自分なりの研修デザイン論を整理しながら行っている。
特に,若い先生には「構成することを恐れない」「すぐれた構成があることで結果として子どもが自由になっていく」を実感してほしいな。

だいぶ手応えのある研修がつくれるようになってきたなと思う。明日は愛媛松山。松本で行った研修の課題を改善してさらにブラッシュアップしたい。明日は4時間あるので丁寧に進められるな。
学び合うコミュニティができていくプロセスを実感できるまでいきたいが果たしてどうなるか。

夏の後半にどこかでまた実践したい。
冬には、2日間という依頼が神奈川であり,それはとても嬉しいことだ。松本研修

長野県松本市の研修センターで研修をするようになって3年目。リーディングスクールアドバイザーなるものを拝命している。

昨年度の「学級づくり研修」(90分)が高評価だったようで、今年度も依頼を受けた。

意味と価値のある時間をつくりたかったので、「少なくとも3時間はほしい」と交渉し、無事3時間いただけることに。

(春休みの学級づくりワークショップは6時間だった。笑)。参加者は60人。「この指とまれの希望者研修に!といい続けてるんだけど、どうしても「学校全員で参加」というイヤイヤの人も来てしまうが、それもまあ仕方なしか。全校である意味は分かるので。

さて、ぼくにとって、どれくらいの時間かというのはかなり重要。

というのも、最近の研修デザインを、たっぷりとした学習者体験をベースに、それを実践者として振り返ったり、理論と繋いだりという「立場の切り替えデザイン:岩瀬命名(Learner–Practitioner Cycling)」

にしているからだ。

例えば、研修スタートをくじ引きの座席のスクールモード(一斉講義用の前向きの座席配置)にして、居心地の悪さを味わう(学習者体験)。そのことを振り返りつつ、

その居心地の悪さとそれが解れていく過程を、実践者の帽子に被り直して分析したり、理論と繋いだりする。

そうすることで、教室の「場のつくり方」や「関係性の構築」の理論が、他者事ではなく自らの体験として腑に落ちやすい。

例えば、このように、たっぷりとした体験をベースに、実践者と学習者を行ったり来たりしながら実感知を伴う学びの機会をつくっているので、どうしても通常の2倍くらい時間が欲しいわけだ。

そのほかにも、

・マイクロ・インタラクションの繰り返し(Chunked Interaction)

・足場かけを構成的に開示的に行うプロセス重視の学び合い(Scaffolded Collaboration)

・体験をベースにした理論ー実践のサンドイッチ(Theory–Practice Integration)

など、自分なりの研修デザイン論を整理しながら行っている。

特に、若い先生には「構成することを恐れない」「すぐれた構成があることで結果として子どもが自由になっていく」を実感してほしいな。

だいぶ手応えのある研修がつくれるようになってきたなと思う。

 

 

明日は愛媛松山。松本で行った研修の課題を改善してさらにブラッシュアップしたい。明日は4時間あるので丁寧に進められるな。

学び合うコミュニティができていくプロセスを実感できるまでいきたいが、果たしてどうなるか。

夏の後半にどこかでまた実践したい。

冬には、2日間という依頼が神奈川であり、それはとても嬉しいことだ。

校長になって6年目。学校も安定してきたので,ようやく本当にようやく外に出てゆこうと思う。

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というわけで愛媛に行ってきます。

軽井沢風越学園のことも伝えてきます。