新学期がはじまりました。
子どもたちは全員元気そうでホッとしました。
朝のサークルでも、子どもから
「今日、みんなそろってよかったー!」という声がでましたが、本当にそうだなあ。
いいスタートでした。
掃除場所を決める話し合いも、クラスの仕事(ちょこっとボランティア)を決める話し合いも全部自分たちでやりました。たいしたものです。
今読んでいる本はこれです。
なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
- 作者: ロバート・キーガン,リサ・ラスコウ・レイヒー,池村千秋
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: 単行本
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英治出版はいい本を出すので、いつも注目しています。
この本もいいです。
なぜ、人や組織は変われないのか。
その原因を研究し、そのねっこを突き止めます。
この問いは、問い方を変えると、
どうすれば、人や組織は変われるのか。
になります。
変革を実践に移していくための具体的な手引きになっている本。
大人の学習に焦点を当てていますが、
もちろん子どもの学習にも、
学校や職員室の変革にもヒント満載です。
終章の 「成長を促すリーダーシップ」では、
リーダーはどのような道を示すべきか?
の問いに7つあげています。
① 大人になっても成長できるという前提に立つ
② 適切な学習方法を採用する
③ 誰もが内に秘めている成長への欲求をはぐくむ
④ 本当の変革には時間がかかることを覚悟する
⑤ 感情が重要な役割を担っていることを認識する
⑥ 考え方と行動のどちらも変えるべきだと理解する
⑦ メンバーにとって安全な場を用意する
これだけでも読みたくなりますよね。
異業種の方と読書会をしたくなるような本です。
★★★★★の絶対オススメ本。
何度も読んで、対話したくなる本です。