1日さぼってしまいました。
家に帰ったらバタンキューの状態で・・・と言い訳せず今日は楽しんで書きます!
実は、このブログの他に、同じプロジェクトで学んでいる仲間とブログ(プロジェクト内だけで公開で、それ以外には非公開)を書いています。こちらは毎日の実践を細かく記述しているので、30〜40分はこちらにとられてしまって、ついついこちらが簡単になってしまい。。。。
でも自分にむち打って、こちらもたくさん書きたいと思います!
ビシビシ。
* * *
作家の時間。順調です。今日は3時間目。
とてもステキな作品も生まれてきています。
作家の時間で、「書けそうなこと、テーマリスト」を作っているところ。クラス全員で情報交換しあい、15個の「書けそうなこと」を見つけあいました。
今日、みんなの前で読んでくれた作品は、じーんと来る内容でした。
西原理恵子の『晴れた日は学校を休んで』の中のマンガのような。
こんな作品をさらっと書いちゃうのですから、子どもってスゴイです。
子どもの中には、「書きたい!」「表現したい!」という欲求が実は備わっているのですよね。
それを素直に出せる場、それが「作家の時間」だと思っています。
生まれ変わった犬
「かわいい!」
まだ小さかった私は、お父さんが持ってきた犬を見てこう言った。
その犬はまだ目も開けてはいなかった。
毎日お世話をしてあげているのに、私には全然なついてこなかった。
一番なついていたのはお父さんだった。
やっぱり持って来た人からなのか、とちょっと残念だった。
何年かたつと一緒に散歩したり、でかけたりした。ボールを投げたり、一番かわいがったのに、なついてくれない。
かまれたこともあった。
どこがいやなのだろうか?
ある日、その犬が病気だとわかった。いっつもぐったりしていたし、具合も悪かった。
だからあまり近づかないようにした。
それから1年。私は小学校2年生になった。
犬の病気はどんどんひどくなっていった。そしてある日、いつもどおり学校へ行って帰ってきた。そうしたら、お母さんは悲しそうに私に話した。
その内容は、その犬が亡くなったということだった。すごく悲しかった。最後にお世話をしてあげたかったと後悔した。
そのあと、何ヶ月かたって私に妹ができた。今はもう大きいけど、なつかない性格は、すごく前の犬に似ていた。
もしかしたらその犬は私の妹に生まれ変わったのかもしれません。
★この作品、これから修正(作品をより磨くこと)していって、さら にステキな作品に成長していくことでしょう!どう成長していくのか、ボクも楽しみです。
* * *
理科では教科書の「種と発芽」の単元に入っています。
教室のグループ(4〜5人、完全クジ引きのボクの意図0%)が、それぞれ「研究所」となり、チームでいろいろな課題にチャレンジしていきます。
最初は、「種の発芽には何が必要かを実験で明らかにする」のが課題。
塾で習っていたって、チャレンジでやっていたって、
「実験で証明しなくちゃいけない」
ので、大変!
それぞれのチームは、まず「発芽に必要なもの」を予想し、その予想を証明するための実験方法を考えます。
実験方法が決まったら、簡単にポスターにしてボクにプレゼン。
もちろん理科室にあるものは何を使っても構いません。
ボクから、
「この実験で何がわかるの?」
等のつっこみを受けつつ、安全面でOK!が出たら実験開始!
もう子ども達は科学者気分です。
おお!授業参観で使った、真空を作る機器を早速使ってみている!
子どもの発想って面白い!
暗闇を作るために段ボールで頑丈にガード。
のぞき穴も作っていました。
どうやって水を補給するのだろう??
どうなっていくか楽しみです。
今日の朝も「種の様子を見に行かなくちゃ!」
と理科室へ走っていきました。
* * *
クラスの会社活動も大盛況。
手芸会社は、図書コーナーのクッションや敷物、パソコンのカバーなどを作ってくれています。
帽子のゴムが切れちゃった子の修繕まで!!
大工会社は保護者に「木を寄付して下さい!」と呼びかけ(このビラもパソコンで自分で作っていました)、手に入れた木でまず本立てを作り、今は「イス」を作成中!!
校務員さんに弟子入りして学び始めてます!
* * *
今読んでいる本。
スピード・オブ・トラスト―「信頼」がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化する
- 作者: スティーブン・M.R.コヴィー,レベッカ・R.メリル,Stephen M.R. Covey,Rebecca R. Merrill
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
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子ども達に
「家でも読書しよう!」
と語っているのに、自分が読まないのでは本末転倒なので、1日100ページの縛りを自分に課して読んでいます。
いやーこれ、先生は必読です。
「信頼が全てのベース」
という筆者に全面的に共感します。
この本を読んで先生の役割は、
「クラスのベースを『信頼』にすること」
「クラスの基本理念を維持し、子ども達を信頼し、子ども達に責任を移譲して、子ども達の進歩を促すこと」
だなあと考えています。
最近読んでよかったのはこれ。
- 作者: マーク・フォースター,青木高夫
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 19人 クリック: 127回
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最近読んだ仕事術の本では、
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 127人 クリック: 1,493回
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と同じぐらいいい本です。
両方とも★×5 以上です!!
これでボクの事務仕事の能率はグググーッっとあがっています。
こういうやり方を身につけるのは、結果的に創造的な仕事をする時間を生み出すことになり、とても有効です。
だまされたと思って2冊読んでみて下さい。
きっと目から鱗です。