沈黙を恐れてはいけない

何かを体験した後の振り返り。
例えばプロジェクトアドベンチャーの活動をした後の振り返り。
クラスで何か活動した後の振り返り。

先生やファシリテーターの質問に対して、クラスに沈黙が起きることがあります。
ボクの尊敬する長尾彰さんは、
「沈黙を恐れてはいけません。質問されると人は考えます。沈黙が起きていると言うことは、考えている時間です。だから沈黙を大事にしよう」
といいます。

それを実感する出来事がありました。
日曜日の活動の中でファシリテーターが発した質問、
「協力するって具体的にどういうことだろう」

沈黙がおきました。
そして今日金曜日、なんと5日後にこんな振り返りが。

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協力することってなんだろう？って日曜日の時からいろいろ考えてたけど、協力って昨日やったことが協力っていうんだなーって思った。
(学級通信に）○○が書いてたけど、やっぱりゴールは自分たちでつかむのが一番！だった。
これからもこのことを思い出しながら、何でもやっていくぞー！

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沈黙って大事です。
だってその間、人は考えているのだから。
そして質問は大事です。
質問されると人は考えるから。

となると、質問の「質」が問われます。
良い質問ができる人になりたいです。

そして、その質問に対する回答を自分なりに見つけられるような活動、学習の場を作っていきたいです。

回答を焦らない先生になりたいです。
その場で回答を出す子もいる。
1週間後に出る子もいる。
1年後の子もいる。
そして大人になったときに出る子もいる。

ボクにできることは、質問すること。
回答は子どもたち自身が、自分のタイミングで出すもの。
それを忘れないようにしたい。