ぼくは基本的に「着想」が強み。
ストレングスファインダーによると、着想ってこんな感じ。
・複雑に見える物事の裏側に存在する、的確で簡潔な表現方法を発見すると嬉しくなる。
・見た目には共通点の存在しない現象に、なんらかの共通点を見出すと創造力をかき立てられる。
・多くの人が中々解決出来ない日常的な問題に対し、新たな視点をもたらす人物である。
・世の中の既知の事実をひっくり返すことに無上の喜びを感じる。
・目新しい考えや、逆説的な考え、奇抜な考えを好む傾向にある。
・新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように身体を駆け巡る体験をすることが多い。
・他の人たちからは、「創造的」「独創的」などと評される傾向にある。
着想のある人生にスリルを感じ、そんな生活を送れていると幸福を感じる。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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ひょんなことから新しいアイデアや着想を得るのが好きだし,楽しい。
「教室リフォームプロジェクト」は、育休中にテレビで「リビングのプチリフォーム」を見て思いついたし、「お掃除プロ制」はドラッガーを読んでいるときにつながった。
2002年に、学校教育外のワークショップに参加しているうちに学校教育を変える知恵は学校外にあると確信を得て、たくさんの本に出会い、チームビルディングやワールドカフェ、AI等から組織開発にチャレンジしたりした。
編集者が書いた仕事の本を読んで、ファシリテーションを言語化しようと思った。
高橋源一郎の本を読んで,国語の授業が変わった。
あるコミュニティの本を読んで,学級経営を見直した。
小説を読んでいるうちに新しいことにアンテナが立つ、ということもよくある。
尊敬する人が「岩波新書の新刊は目を通すようにしている』と言っていて(驚)、そこまではできないけれど、月に2冊は新書に目を通すようにしている。
娘と散歩してるときに降ってくることもある。
着想ってかけ算だ。
今課題と思っていることや,やりたいと思っていることに、思いもかけないものを「かけてみる」ことで新たなものが生まれる。
ではどうやって思いもかけないものを「かけてみる」ことができるのか。
ぼくの場合は95%読書だ。
それも教育書以外。
大学院を退職し、学校づくりに専念しているうちに、
大学院を退職して、専念しているからこそ、
「明日必要な本」「明日必要な書類」ばかり読むようになって、
自分の中にブレークスルーが起きなくなった。
発想が小さくなっていた。貧相になっていた。
もっともっともっと幅広く読まなくちゃ。
久々に直接関係ない本、
『サピエンス全史』や、
映画化されたワンダーや、
ティール組織、
を読んでいるうちに、いろいろなアイデアが浮かんできた。
豊かな読書生活が、着想を支えるんだなあ。
いろんな本を読もう。
かけるものが豊かにならないと、やりたいことのブレイクスルーが起きない。
かけるものは、自分の専門や関心外のものがよい。そうじゃないと思いがけないものが生まれてこない。
できるだけ意外なものをかけてみる。
教育書を書いていてなんですが、
教育書ばかり読んでいると,発想が貧相になりますよ(実感)。
もちろん専門書も読まなくてはですが、それはいわゆる教育実践本ではないなあ。
軽井沢風越学園のチームのいいところは、そもそもの専門性や得意が違って着想が生まれやすいところ。生まれてないときは、なんらかの阻害要因が働いてるということ。