うれしかったこと

運動会での組体操の練習。
今日はナレーションや音楽を入れ、最後のリハーサルです。

５人技のスターライトという技をしているときのこと。
女子５人チームが早々に技を決めていました。
その前で作った男子５人の技。
土台が揺らいでちょっと崩れそうになりました。
その瞬間、後ろで完成させていた女子から、
「がんばれ！」
「気合い入れてふんばって！」
とすかさず励ましの大きな声が！
それも１人ではなく３人から。
その声が、とっさに出た！という緊迫感と愛情のある声だったのです。

これ、何だか嬉しかったなあ。
自分たちだけでなく、クラスの友だちのことも自分のことのように思う気持ちが伝わってきました。

ボクはその瞬間、恥ずかしくも鼻の奥がつーんとしました。
すごいな、このチームワーク。
５人というチームを越えてつながりが生まれている。

頭の下がる思いです。

それなのに給食の時間、つまらぬことで怒ってしまった自分の小ささをとても恥ずかしく思う１日でした。

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全員リレーのチームも日々チームワークが高まってきています。
休み時間も自主的にバトンパスの練習をして、
「いいねー！」
「ナイス！」
と声をかけ合って上達している子ども達をボクは誇りに思います。
タイムも日に日によくなっています。
それがチームの力なのですよね。

　　　
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練習中に思わぬハプニングでけがをしてしまう子も。
休み時間、保健室に見に行くと、何人もが
「大丈夫？」
と心配してきてくれていました。
そんな姿もまたボクをじーんとさせます。

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放課後も、
「いわせん、タイム測ってー！」
と練習するチームあり。

ボクは果たしてこの子達のように日々を懸命に生きているか。
そんな問いを思わず自分にしてしまうほどステキな姿でした。