いよいよ今年も終わりますね。
皆さんにとってどんな年でしたか?
来年はどんな年にしたいですか?
ボクの目標はまた後ほど書くとして、今読んでいる本のMEMOです。
毎日、怒濤のように本読んでます。これは読書の途中で脳を休めるために読んだ本。
休むのに本を読んでいていいのか?
1時間ぐらいで読めます。
でもいろいろな発見があり、素晴らしい本でした!
ぜひ小学生に授業してもらいたいなあ。
きっと学び方が変わるのではないかと直感しています。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★喜びを基に、「ドーパミン」による「教科学習」のサイクルを回すことを意識する。高いハードルを越えたときに脳は一番喜びを感じる。
★「タイムプレッシャー法」 自分で設定した制限時間で集中力と持続力を身につける。
★「鶴の恩返し勉強法」
「1 速さ 作業のスピードを極限まで速くすること
2 分量 とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
3 没入感 周囲の雑音が入らないほど夢中になること」
★「ステュディオウス」とは「人間がある状況において、、生き生きと熱中している幸せな状態」。
この状態を経験することが、子ども時代に重要。遊びでも勉強でもスポーツでも、この興奮状態を味わうこと。この状態を人生の節々で味わえること=その対象を発見できることが豊かに生きていくことにつながる。
★暗記するときは五感を総動員する=「モダリティ」を駆使する
例えば「全文暗記単語カード」
★記憶の回路のつくりかた
例えば英文を覚えるときは、
1,まず英文を見る
2、書き写すときは、もとの英文から目を離す
3,これを何度も繰り返す
目を離す、と言うのがポイント。これは漢字の練習も同じだ。「超記憶法」はこの方法と同じ。
2の過程が、一時的に脳の中に記憶するという記憶の作業になる。その回路を駆使する。
★細切れ時間を活用する。
★ミスの裏側にこそ大きなチャンス=振り返りの重要性
「正しい勉強法というのは、実はとてもシンプルなのです。自分の欠点や弱点、ミスを直視できるか、そしてその原因を自分自身で論理的に突き詰め、修正できるかということなのです。」
★学習の本質は、「知のオープンエンド性の楽しさを知ることだ」。
「〜いくら学んでもその先があるという感覚をもつことができるかどうか。これこそが学習する喜びの回路を暴走の域まで回し続けていけるかどうかの、ポイントになるのではないと思います。」
今のボクの状態はまさしくこれだ。学ぶことを楽しんでいる!
★「偶有性」 セキュア(予想できること)と、チャレンジング(新しいこと)のバランスが取れている状態。
脳はこの「偶有性」をとても喜ぶ。感情が動く。この不確実性のバランスを取ろうと、脳は活発に動く。
だから、セキュアベース(安心できるベース)を確保した上で、チャレンジできるような環境を作る。
これはPAの考え方のベースと同じである。
セキュアベースには、「子どもがあくまでも自主的に挑戦しようとすることを、後ろからそっと支えてあげること」がもっとも大切。