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いわせんの仕事部屋

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解決策が出なくたっていい。

何年か前のクラスでの出来事です。



     *  *  *



今週は、まあクラスでいろいろなトラブルがあり。
どんよりとして迎えた今日の3時間目。
「イワセン、1時間、話し合いの時間くれませんか?」
と声をかけられたので、1時間サークルタイムを取りました。


机を下げて床でサークルになり。
特にテーマを設けず、話したい人が話したいことを話したいだけ話す時間。
対話の時間。
まったくもって非構成な時間です。
時間は1時間。


真ん中にトーキングスティック(ぬいぐるみ)を置いてスタート。
ボクもサークルに入りました。


とりとめのない話がつづきます。


途中気になったことがあったので、ボクもトーキングスティックを手に取りました。


「○○はよくなかったと思う、とか。これからは〜したい、とか。学校だからとか、先生の前だから、とか。学校ではこう言わなくちゃ、みたいなのは置いておこう。

うまく言えないけど、そんなこと全然ないから。

伝わってるかなあ。

正解とか間違ってるとか、そんなのないからね。解決策とか、でなくていいとおもうんだ。
みんなに話したいこと、みんなと話したいことがあったら何でも自由に話そうね。ボクもそうするから。」

30分を過ぎた頃。
一人の子が、1年ほど前の重みのあるエピソードを語り始めました。
途中涙が止まらなくなりながらも。

それを聴いた、別の人の言葉。

「○○の話を聴いていて。私たちって信頼されてるんだなあって思った。
 ありがとう。」

この言葉でサークルの空気が、なんというかうまく書けないのだけれど、ふわーっと温かくなりました。

そのあとも丁寧な言葉が紡がれていきました。

そしてチャイム。

具体的に何が解決したわけではなかったのですが、

「なんだか、解決しちゃった気がするね」
とある子。
うん、ボクもそう感じてました。

自分が人に信頼されているという実感。
これって本当に大きいことだなあと。

あとからクラスを振り返ったときに、
クラスの転換点となっているだろうなあと思います。
対話の大切さを今さらながら実感した1日でした。

また今回はサークルタイムが始まってから30分を過ぎてから起きた出来事。
ゆったりとした時間も本当に大事。
もう1時間あったらもっともっと深まっただろうなあ。
このあたりは、学校教育のシステムとぶつかるところですね。。。

具体的なエピソードがないと、なにがなにやらわかりませんね 笑