公立であれ、私立であれ、オルタナティブであれ、いろいろな「しがらみ」や、制度や、予算や、人間関係や、程度問題はありますが、どこでも必ず「不足なもの」が存在します。
ぼくが勤務した公立小学校にも、「不足なもの」も多数存在しましたが、逆に制度やシステムに守られているとも多々ありました。(もちろん問題は山積みですが、それでもなお。)
「今ここ」でやれることは確実にあるし、ぼくらが思っている以上に公立での実践は自由度が高いはずです。
今ここでやれることは、どこに行ってもやれるし、今ここでやれないことは、どこに行ってもやれない、ぐらいに思っていていいと思います。
もちろんそれは、ぼくができているということではなく、そう思って試行錯誤を重ねている最中ということです。
制度をいじることはそう簡単にはできない。でもその中でしなやかに可能性を広げることはできます。時々くじけそうになりますが、それはどこにいてもそうです。
どこか、が問題ではなく、まずは「今ここ」で何をどうやるか、なんのためにやるか、です。
念のため、制度や仕組みの変革の可能性を探るのはそれはそれで重要であることは間違いありません。