秋晴れの気持ちの良い日。空気は少しピンと冷たさで張り詰めはじめています。
昼休み、オフィス前の芝生でお弁当を食べていると、目の前で2年生たちが野球を始めます。
毎日毎日、本当に飽きもせず原っぱで野球。それこそ最初の頃は揉め事も多かったのですが、たくさんのトラブルとその解決を経て、実にいい感じに遊んでいます(そしてめちゃくちゃ上手くなっていてびっくり)。
楽しそうに続いていく試合、結構速い球を投げ合っているのに、カキーンカキーンとよく打ちます。
途中から「いれてー!」と6年生の二人がやってきました。さらに7年生の1人が「俺も入れて」と合流。7年生には、2年生が
「もう一人連れてきてーください!」。
(おお、なぜか思わず敬語になるときあるんだな 笑)
結局7年生は「俺審判やるよ」。
まるで昭和の原っぱのように人が集まってきて、自然に混ざって遊んでいる。こういうことが起きるのは75分とたっぷりある昼休みのおかげでもあります。
ぼくが子どもの頃(もう40年も前だ・・・)に毎日のようにあった光景が広がっていて、ちょっとグッときました。
これまで「子どもの遊び」は学校の担う主な領域ではありませんでした。
でも世の中の変化で、学校がまっすぐ向き合わなくてはいけない大切なことなんじゃないか、と考えています。