いわせんの仕事部屋

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新たな情景をえがく。

すっかり滞っております。

言い訳のようですが、軽井沢風越学園のホームページにはちょくちょく書いてるのです。

kazakoshi.ed.jp

 

通常登校が始まって1ヶ月。ようやく落ち着いてきたのと、僕にも心境の変化もあったので、こちらもちょこちょこ書いてみようと思います。こちらは自分へのハードル下げて、気楽バージョンでお送りします。

 

学校づくりをはじめて、本城とぼくが最初にやったことは、「未来の学校の情景」を描くこと。学校の具体的なイメージを文章で表してみる、ということです。

kazakoshi.ed.jp

これを読み合い、修正しあい、対話することで、未来の情景を描いていきました。

個人的には、KAIが描いたこの情景が好き。https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/scene/3182/

 

さて。 

久々に事務所に寄ったら、荻上由紀子さんが描いてくれた、学校の情景を読んでイメージの絵を見つけました。2017年。もう3年前だ。f:id:iwasen:20200708144604j:plain

改めて眺めてみると、こんな感じに今なってきているなあと。絵を見て、ああ開校したんだなと、ちょっとグッとなった。

この情景が引っ張っていってくれたことがあるのかもしれない。

 何かをはじめるとき、何かを変えるとき、「どう変えるか」「どうつくるか」から入ると大抵残念な感じになる(当社比)。未来の情景を描きあい、対話するところからはじめたい。

 

そしてここからが大事なところなんだけど、これからの情景は子ども、スタッフ、保護者の手によって、新たに描かれていくんだなあと。どんどん変化し、色鮮やかになっていくんだなあと。

新たに描かれていく。そうすれば「正解」に向かっていくのではなく、末広がりな未知へと広がっていけるから。

これまでの情景はそろそろ手放すときなのかもな。

「軽井沢風越学園の2030年の情景を新たに描く」とか、みんなでやっても楽しそうだな。うん、いつかやってみよう。

 

ちなみに、荻上さん、大好きなイラストレーターで友人。ぼくが関わった本では4冊も描いてくれています。 

せんせいのつくり方 “これでいいのかな"と考えはじめた“わたし"へ

せんせいのつくり方 “これでいいのかな"と考えはじめた“わたし"へ

 
きょうしつのつくり方

きょうしつのつくり方

 

 以上「つくり方3部作」(勝手に命名)。

『最高のクラスのつくり方』はクラスの子どもたちとの共著。『せんせいのつくり方』はアンディとの共著です。

あ、あとは振り返りジャーナルの本。

 このブログのトップページのイラストも荻上さん。ぼくの教室に遊びにきたときの情景を描いてくれました。特に『きょうしつのつくり方』のイラスト、本当に好きなんです。教室に通って、教室の空気を描いてくれたのでした。是非手に取ってみてください。

おぎー(荻上さん)、そろそろまた学校に描きにきてください!