いわせんの仕事部屋

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忙しいからこそ「まじめに対話」。

学年での対話を増やす。

学年スタート。
この時期はどうしても事務的な会話が多くなります。新学期の準備、教材選び、校務分掌……
それも大事大事。
でも。
学年が一つのチームとしてスタートした今だからこそ、お互いのことを知り合う時間をとりたい。
たとえば遠足の下見の時。
職場のチームのメンバーで車での道中。

ぼくは例えばこんな風に使ってました。

道中往復3時間はとっても貴重な時間。
他に仕事もできないし、やれることは「話す」ことだけです。

そこでこの道中を、大切な対話の時間にしました。
雑談は職員室でいろいろしてきたので、今日は
「まじめに対話する時間」
にあえて設定。


ルールは
「言いたいことだけ言う。いいたくないことは言わない」。
「一生懸命聴く。聴き終わったら質問してよい」

問いは以下の通り。

・自分はどんな人か? 自由に自己紹介。

・私の子ども時代、先生になる前はどんな人だった?どんなことがあった?

・先生になったきっかけは?

・今までで「先生になってよかったなー」と思うエピソードは?

・教科や授業でのこだわりは?得意は?

・ぼくたちがいいチームになるために
  「こうしてほしい」「こうしたい」 ことは?
  「こうしてほしくない」「阻害要因となる」こと?

3時間じっくり対話を重ねました。
みなさん心の壁を下げて語ってくれ、お互いのことを聴き合う貴重な時間となりました。

こんな風に、「まじめ」に語り合うコトって実は少ないものです。
でもちょっと時間をとって聴き合うことで、普段話さない、いろいろなことについてちょっと深く知り合うことができます。お互いのこだわりや強みを知り合うことができます。
そう思うと、ぼくたちはお互いを知らないまま一緒に仕事をしてることがあまりにも多い。

飲み会もすてき。
でもこの時期だからこそ、意識して「まじめに対話する」時間をとりたいです。
無理してでもまとまった時間をとれれば、その価値はプライスレス。

さらに「学年として大事にすること」をビーイングにするのもおすすめ。
大人だって大切にしたいことの可視化です。
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