すごい漢字字典が発売されました。
その名も、
『はじめてつかう漢字字典』
- 作者: 首藤久義,村石昭三
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2014/12
- メディア: 単行本
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- 作者: 首藤久義,村石昭三
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2014/12
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これ、すごいですよ。画期的です。
今日は小1娘の様子から実況中継してみます。
この本の最大の魅力の一つ。それは、
字を表している絵がマンガになっていること。
ストーリーがここで語れちゃうんですよね。
小1娘、早速
「お団子が8個だったのに、1個1個たべて6になってるねー」
とおしゃべり。
絵を見て楽しんじゃえるってすごい。
各ページが絵本のように楽しめます。
そのうちに漢字が目に飛び込んでくる。
「右って石に似てるね。どこだっけ。あ、あった。ここがでてないんだな」
漢字に一番興味があるであろう1年生から使えるというのがこの字典の最大の魅力です。
そして、オールカラー。それでこの値段。
1000円って!!
『子どもたちに届けたい」という著者の思いが伝わってきます。
ソフトカバーも使いやすくていいですね。
学年別に漢字を配列しているのも実は画期的。
これなら小さい学年も使えますし、
部首や読みで引かなくても探せます。
メインキャラクター(おんちゃん、くんちゃん)の存在もいかしてます。
この2人(2匹)が漢字の世界に楽しく誘ってくれます。
1年娘は「おばけちゃんさがし」を始めました。
なるほど、ウオーリーのようにも楽しめるのか!
徹底的に子どもの目線で、あそべる字典。
そうだよなあ。
どうしてボク達は、『漢字ドリル』で「ひたすら練習」することを当たり前と考えてしまうのだろう。
漢字の世界はもっと豊かで楽しい。
その原点を思い出させてくれる字典です。
今日の20分くらいで、娘は思いっきり楽しんでました。
「寝る前にベッドで読もう−!」
とうれしそう。
これ1冊でいろんな授業の構想が浮かびます。
一人1冊ずつ机に置いておいて、いつもぺらぺらめくるのもいい。
この字典であそびをみんなで考えるのもいい。
ああ、オトナもこれを使って
「漢字で遊ぶワークショップ」なんてするのもいいな。
ああ、来年度は漢字ドリルのかわりに、一人1冊これを購入するのもいいなあ。
そこから公教育の漢字学習が大きく変わるかも。
新たな可能性を感じる1冊です。
すてきな字典を子どもたちに届けてくださった首藤さん、フレーベル館に感謝。
次回は小6息子といろいろ楽しんでみます。
速報パート2を、こうご期待!