TEDの秘密。

昨日は電車の中で､この本を一気読み。

TEDトーク 世界最高のプレゼン術

TEDのプレゼンから、徹底的に「テクニック」を洗い出した本です。

TEDのプレゼンはコンテンツが魅力的なので、
ついついそちらに目が行きますが､この本は、
プレゼンテクニックを標準化しようという試み。
ユニークな試みです。

この本を読んだから明日から上手になる！
ということはありませんが、
知っていて損はない。

「小学校6年生にもわかる言葉で」というのはいい提案だと思います。

TEDプレゼンターの多くは、誰かに1対1で熱心に語りかけるようなトーンを採用しています。それをうまくやるコツは、まず自分自身の声で(言葉で）語ること。
そしてあなた自身の信頼性やテーマへの関心、さらには謙虚さを示すことです。
専門用語を使わず､普段使っているわかりやすい言葉で、完結した短い文章を語りましょう。
平均的なTEDトークでは､小学校6年生で理解できる言葉が使われています。

そのほかにも、「えっとー」「あのー」などの間もたせの言葉を使わない等、普段の授業のインストラクションにも応用できるテクニックが多く載っています。

1時間もあれば読めてしまう軽いタッチの本なので、
インストラクションに興味がある人は読んでみて損はなさそうです。

TEDのプレゼンもせっかくなので一つ紹介します。
ダニエル・ピンクのプレゼンです。
彼の本はすごくすごくおもしろいです。
特に後者の本は必読です。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか