なぜか2010年になっちゃってるけど、書いたのは2015年10月4日です・・・・
学習や学習環境を考える時、学校の中だけで考えるとどうしても視野が狭くなります。
外に出ましょう。
例えば以前に KDI フューチャーセンターに見学に行ったときのこと。
フューチャーセンターとは、wikipediaによると、
フューチャーセンターとは、企業、政府、自治体などの組織が中長期的な課題の解決[1]、オープンイノベーションによる創造[2]を目指し、様々な関係者を幅広く集め、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し、相互協力の下で実践するために設けられる施設である。施設は一般に、研修スペースや学習スペース、ミーティングスペースなどで構成される。
です。
富士ゼロックスKDIには、ボクが尊敬する荒井恭一さん(知識経営コンサルタント。NPO法人 EFCでもご一緒しています)がいらっしゃいます。
http://www.fujixerox.co.jp/solution/kdi/
中を見ていると、気になる一品が。
それはブレストキャビンです。
KDIのブレストキャビン。
http://www.fujixerox.co.jp/solution/kdi/studio/studio_5.html
荒井さんに質問すると、
会議のときにプラ段(プラスチック段ボール)のような板を出してきて壁に設置し、
付箋等でブレーンストーミングしたりするものらしい。
会議が終わったらその板をはずして保管するだけ。
次回の会議でまた出してくれば、その続きから行えます。
「これは便利!」
どうすれば、教室で活用できるか。
翌日、ホームセンターに直行し、あれこれ見ながらイメージをふくらませます。
「ん?プラ段がつかえそう」
早速試してみます。
これがすごーくいい感じ。
何もない黒板に。
10秒でセッティング!
前回の掲示物や、付箋での情報の共有が瞬時に出来ます。
終わったらまたはずして保管すればいいだけ。
付箋での全員の振り返りの共有も瞬時に。
これはいろいろ使い方がありそうです。
と、こんなふうに外に知恵はあるのです。
外の学びの場に出ましょう。
そこには知がたくさんあるのです。
* * *
2日で1冊読書シリーズ。
ブログでアウトプットのトレーニング。
読書は2日で1冊を目指します。
今日読んだのは、
駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ)
- 作者: 中原淳
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/08/08
- メディア: Kindle版
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★★★★★
これは学校の教員は必読ですね。
特に、中堅にさしかかる人、初めて学年主任になった人、
これから行政に行く人。
「マネジメント」を実務レベルで考えたい人はだまされたと思って読んでください。
損したと思ったら、本代出します。
個人的にはALACTモデルの活用が参考になりました。
それにしても中原さんはすごい。
アカデミックな切り口で、誰にでもわかりやすく、しかも役立つようにアウトプット。
正直脱帽です。
明日は何読もうかな〜。