いわせんの仕事部屋

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いいことアンテナを立てよう!

最近、人には「いいことアンテナ」と「わるいことアンテナ」があるなあと思うようになりました。



(ボクの昨日の振り返りジャーナルのメモ)



「いいことアンテナ」は、自分の周りにあるいいことをキャッチするアンテナ。周りの人のいいところやいい行動、周りの人への感謝などをキャッチします。
もし学校の先生だったら、クラスのいいところ、一人一人のいいところ、いい行動、成長、進歩をキャッチするアンテナです。


ようは、

「プラスの情報をキャッチするアンテナ」

です。



反対に「悪いことアンテナ」は悪い情報をキャッチするアンテナ。周りの人の欠点や失敗、よくない行動、気になる言動、等をキャッチします。

ようは

「マイナスの情報をキャッチするアンテナ」

です。



人にはどちらのアンテナも備わっていて、頭にぴぴーんと立っているのですが、ボクの場合、かつては「悪いことアンテナ」ばかりが電波をキャッチしてしまっていました。


「悪いことアンテナ」でとらえた電波は、自分の中に「不快」を生みます。
それが気になって、その「不快」をを解消したくて、子ども責めたり、怒ったりして、何とかその「不快」を取り除こうとしちゃうんです。


困ったことに、「悪いことアンテナ」は使えば使うほど性能がアップしてしまいます。
微弱な電波もキャッチしちゃうんです。
そして悪い循環が生まれてしまいがちでした。


ここ1年ぐらい、意識して「いいことアンテナ」の性能アップに努めています。
プラスの情報は、どんな微弱な電波でも拾えるように心がけています。そうするとうれしいことに
どんな微弱な電波もキャッチできるようになってくるんです。性能がアップしてきたなあと、1年たってようやく実感できるようになってきました。


「いいことアンテナ」で拾った電波は、自分の中に「快」を生みます。「快」なので、それだけで笑顔でいられます。
しかしそれだけで終わりにしてしまうのはもったいない。
大切なことは、そのキャッチした電波を、きちんと「放送」することだなあとも思っています。
放送とはもちろん比喩で、うれしさや感謝を伝えたり、ほめたり、時にはお手紙や学級通信で伝えたり。
そうしたら、なんと自然にと子どもたちの「いいことアンテナ」の性能もアップしだしました。
お互いのいいところを見つけるのが上手くなってくるんです。
そしていい循環が生まれ出しました。


まずはボクの「いいことアンテナ」を磨くこと。
そして、そのプラス情報を積極的にシェアすること。
そんなことを意識して日々過ごすようにしています。
もちろん時には、「わるいことアンテナ」がにょきにょきと伸びてきてしまうのですが。。。(^_^;)

これは何も学校に限りませんね。
家で我が子に対しても意識しなくちゃ。我が子に対してはついつい「悪いことアンテナ」が優勢で。。。。。



蛇足ですが、もしかしたら、「いいことアンテナ」は自分のいいところをキャッチする性能も大切かもしれません。