いわせんの仕事部屋

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この夏オススメ本ベスト10 その1

この夏、先生をされている方におすすめの本紹介シリーズその1です。

学校が元気になるファシリテーター入門講座

学校が元気になるファシリテーター入門講座


教育書では今年ナンバー1の本でした!
この本では、教室を温かいエンパワメントな場にするため、教師がファシリテーターになるための具体的な提案があるだけでなく、そのようなあたたかい職員室づくりにまで具体的な提案があります。

この本、すごいですよ!
ボクは共感できることばかり!
それが理論だけでなく具体的な方法論にまで落とし込まれいているところが感動的です。
ボクが実践していることとの共通点も多く、一気読みしただけでなく何度も読み返しちゃいました。


ぜひぜひ読んで下さい。

職場の方々にもぜひ読んでいただきたいと思っています。

以下は目次です。
目次だけでも、この本のステキさが伝わると思います。
子どもが中心のクラスを創りたいみなさん、
必読です!
ぜひ、ちょんさんをお招きして埼玉でワークショップを開催したいなあ!
と思っています。




まえがき
1日目 LESSON1 なぜ、ファシリテーション? だからファシリテーション
子どもたちの生きる力(=自己選択、自己決定する力)を育む
「心の体力」を温めるエンパワメントなアプローチ
権利と権利は衝突する
だからファシリテーション

2日目 LESSON2 ファシリテーションとは何か
①授業におけるファシリテーション
聴くことがむずかしくなっている
放置すれば下がる授業の参加度
聴き合う関係を育むファシリテーション
子どもたちの自己選択、自己決定、つながりを育む
②会議におけるファシリテーション
学校の会議を効率的、効果的に変える

3日目 LESSON3 私のファシリテーター度チェック

4日目 LESSON4 学校の会議を変える①
──教職員のチームワークを高めよう!
学校の会議を変える
まずは課題の洗い出しから

5日目 LESSON5 学校の会議を変える②
──つぶやきを拾う「ホワイトボード・ミーティング」
好意的な関心の態度で聴く
やってみよう!ホワイトボード・ミーティング

6日目 LESSON6 学校の会議を変える③
──経験値(知)、暗黙値(知)を標準化する
フレームワークから、コンテンツワークへ
発散→収束→活用のサイクルを生み出す
経験値(知)と暗黙値(知)を標準化する
上手な引き出し方(主にファシリテーター

7日目 LESSON7 学校の会議を変える④
──すべての基本はPDCA
すべての基本はPDCA―いい循環を起こそう!
①年間方針を立てよう
ファシリテーションで議論を可視化
子どもは共に学校をつくるパートナー
子ども理解の3・3・3

8日目 LESSON8 エンパワメントな教室づくり①
──子どもとの信頼関係を構築しよう
教師は身近な大人のロールモデルです
ゴール(夢)やルール(約束)を共有する
学年や学期の始めに、学級方針と一人ひとりの目標を共有する
まずは、みんなで力を合わせて「静かを作る」
教室は失敗して学ぶ場所
統制ではなく、信頼構築

9日目 LESSON9 エンパワメントな教室づくり②
──子どもたちに聴き合う関係を育む
子どもたちの参加度を高める
教室デザインに変化をつけよう
授業をポイント展開する
まずはフレームワークの成立から
教室のなかに聴き合う関係を育む

10日目 LESSON10 エンパワメントな教室づくり③
──学校や教室の可視化を進める
学校のなかにある温かさを可視化(見える化)しよう
ゴールとルールの可視化を進める
子どもたちと情報共有を進める
家庭との情報共有を進める

11日目 LESSON11 エンパワメントな教室づくり④
──魅力的な学級通信を作ろう
書く力、書く参加
机の下から発見された学級通信
読みたいように書く技術
戦略的に学級通信を作ろう

12日目 LESSON12 エンパワメントな教室づくり⑤
──荒れた教室こそ、温めよう
「荒れていく教室」を「温かい学びの教室」へ
学校や学年で、対応をあらかじめ共有しておく
冷めているときほど、温める工夫をする

13日目 LESSON13 エンパワメントな教室づくり⑥
──子どもたちの主体的な学びを生み出す
公平であること
クラスが崩壊していくとき

14日目 LESSON14 エンパワメントな教室づくり⑦
──スモールステップを積み重ねる
コミュニケーショントレーニングとしてのチャング学習

15日目 LESSON15 エンパワメントな教室づくり⑧
──体験的な学びを育む
子ども時代を幸せに過ごす
学校に来ることは、それだけでスゴイこと
日頃の体験的な学びが大切
聴き合う関係を育む
教室にやわらかい関係を育む
参考文献
あとがき