いわせんの仕事部屋

Mailは「naoki.iwase★gmail.com」です。(★を@に変えてください。スパム対策です)

2月6日のフィードバックその1

メールでたくさんのフィードバックを皆さんからいただきました。
本当にありがとうございます。
今少しずつお返事を書いているところです。
もう少しお時間を下さい。


さて、当日の授業、いろいろなチームでいろいろな話し合いが展開されました。ぜひそれぞれでどのような話し合いが起きていたのか、皆さんと共有して考えてみたいと思い、メールでフィードバック下さった方々に許可をいただいて、ここに転載したいと思います。

フィードバックを下さった方々、本当にありがとうございます。

筑田さんがご自身のブログで、2月6日のブッククラブの一グループ、
『時をさまようタック』の様子を詳しく報告して下さっています。
自分自身の授業を振り返るためにも本当にありがたいです。


今日ご紹介させて頂くのは、『モモ』のグループです。
転載を許可して下さり、ありがとうございました。


          *  *  *



6年○組。入るとすぐに ばーんと 教室の後ろの横断幕とクラスの目当て(ビーイング)が目に入りました。居心地の良さそうな読書のコーナーも。それにしても すごい人。ぎゅうぎゅう詰めです。


そして、子ども達の話し合い開始。
わたしが見ていた モモ② チームでは、子どもたちは ほとんどノートを見ることもなく 相手の顔を見て話し合っています。


アイコンタクトをという目標がちゃんとあるから。


当日配られた座席表指導案には モモ②チームについて


「難しい範囲。ジジやベッポの変化と主題を絡められるか。お互いを尊重していい雰囲気で話せている。一つのテーマで深く話していけるかが課題。欠席中の児童をどうフォローするか。」
 

   
 1年後の今と 1年前と比較してみて。
 重要なキーワードは 時間かな。
 時間がなくなると どうして人はかわっちゃうの。
 エンデさんはどうしてこの話を書いたのかな。
 最後はどうなると思う。
 目次見ますか。
 灰色の男たちって 何なんだろう。 幽霊?何食べてるんだろう。
 「いかさま師」って何? 


 
 主題に迫る話し合いが ばんばん途切れることなくできていたなあと思います。
前の時間に欠席の友だちは あまり発言できてなかったのですが、

「○○ちゃん、なんかない?ノート見た方がいいよ。」

 と優しく声をかけていて、あったかい!!

話し合いの 25分があっという間に経ったという気がしました。


最後に、振りかえりを ノートに書いていたのですが。15分間すごく集中して書いていました。1ページさっと書いてすごい!やはり、作家の時間をしているので書くのも力がついていて、また、自分たちの話し合いをとても客観的にみている!それにしてもすごい!あれだけ人が見ているのに、全然 気にせずに、話し合いに集中できている子どもたちに拍手です!



駆け足で、他のクラスも見て回りました。
1年生 かわいい詩の発表会。


2年生と5年生は体育館で合同授業。5年生が2年生に読み聞かせ。その方法も工夫していて、絵本を見せて読んでいるところも、紙芝居風や マグネットシートにイラストをはりつけてストーリーをおうようにしているところも。クイズを出したり話し合ったり。2年生が5年生へのお礼の付箋を一生懸命書いていました。


3年生 アニマシオンの楽しそうな準備を見ました。


4年生はしっかり 文学サークルに取り組んでいました。役割シートにもしっかり書いていて、振りかえりを共有していました。



全体会で

いいなあと思ったのは 職員全体が生き生きしていて とっても明るいのが印象的でした。
研究校というと夜遅くまでのこって たとえば9時までとかなしにしようという話でした。


職員室でみんなでビーイングをつくって、目標をあきらかにしたこと、
自分の強みをみつける研修をして、可能性を感じながら仕事ができたこと、そして、何よりいいなあと思ったのが、付箋のラブレター。


今のリーダー研修でもやっていることですが、これがとてもうれしい。
している株式会社の方による 夏休みの研修会のこと。
研究主任のイワセンの話もステキでしたが、そのあと、お二人の先生の生の声がステキでした。
こんな風に学校全体で温かく、でも熱く、研究がすすめられているというのが、印象的でした。 


さいごの文学サークルの体験ワークショップもとっても楽しかったです。堀兼小のクレオパトラ ピンクレディー 黒柳徹子 さんが 次々に現れて、紹介して下さいました。簡単に 役割シートの紹介。そして、『100万回生きたねこ』の朗読。付箋貼り、そして話し合い。時間の関係で数分しかもらえなかったのだけが残念でした。

 
 温かい感動を本当にありがとうございました。