いわせんの仕事部屋

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新書3連発

昨日は、子どもが39度超の熱を出し、終日看護。
ふうふういってかわいそうな息子の面倒を見つつ、
そばを離れるのもかわいそうなので、ずっと本を読んでました。
1冊目。


800字を書く力 (祥伝社新書 102)

800字を書く力 (祥伝社新書 102)

★★★★★ 5つ星!
筑田さんのブログで紹介されていて、気になってアマゾンに注文したものです。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/ikutosu/20080205
いやー、面白かった!!
久々の大当たりでした。
特に第4章の「書けるようになるための読み方」は考えさせられました。
筑田さんも書かれていますが、ベースには一読総合法があるようです。
リテラチャーサークルの理論的なベースとしても、またライティング・ワークショップを考える上でも有用な情報満載の本でした。
単なるハウツー本ではなく、読む・書くということを真面目に考えた好著です。
おすすめです。



2冊目。

御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか? (祥伝社新書 99)

御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか? (祥伝社新書 99)

★★
アマゾンで1冊目を注文するとき、ついつい買ってしまった本。
一言で要約するなら、
「どう伝えるかよりも、何を伝えるかが大事」
ということ。
教師の仕事も同じですね。



3冊目。

子どもをナメるな―賢い消費者をつくる教育 (ちくま新書)

子どもをナメるな―賢い消費者をつくる教育 (ちくま新書)

★★★
古本屋で買って、積ん読になっていた本。
なぜ学ぶのかを、経済学から解き明かしています。
モラル教育の危うさを痛快に論じています。



さすがに1日に3冊の新書読破は疲れた〜。
それにしても1冊目はヒットでした。

そして今日届いた本。

子どもにいちばん教えたいこと―将来を大きく変える理想の教育

子どもにいちばん教えたいこと―将来を大きく変える理想の教育

朝日新聞の書評を読み、すぐにアマゾンに注文したのですが、出版元の草思社がつぶれてしまい、ずーっと届いていなかった本。
もう購入不可能かと諦めていたら、急に今日届きました。
子どもを病院に連れて行きつつ、読み始めました。
すごい・・・
ボクがイメージしている理想の教師像の一つがここにある、という本。
出会えてよかった。
読むのがもったいないと思える本です。
入手が困難なのがもったいない。
今日も添い寝をしつつ、来週の京都のシンポジウムのパワーポイントを作りつつ、読み進めたいと思います。
改めて思いますが、教師の道に「近道はない」ですね。