いわせんの仕事部屋

Mailは「naoki.iwase★gmail.com」です。(★を@に変えてください。スパム対策です)

読書読書読書!

クラスでの子ども達の読書の質に変化が起きてきています。
読む本が変わってきました。
友達に勧められたり、貸し借りをして読むジャンルが広がったり、
「○○が読むならオレも読んでみよう!」とチャレンジする子がでたり。
人が読んでいて、「イワセン、これおもしろかったよ!」と報告に来ると、それを小耳に挟んだ子が、
「じゃあ、私も読んでみる」
と読むようなことも増えてきました。
インフォーマルな読書文化が芽生えつつあるようです。

子ども達は、週に1回程度、リーダーノートという今読んでいる本についてボクにお手紙を書く、と言うノートを書いています。
今日は、リテラチャーサークルを行ったので、その感想も含めて書いてもらいました。
すると・・・・今までは時間がかからなかったのが、今日は20分たっても、「まだ書き終わらない!」という子が続出。
大学ノートを半分にしたノートに、ほとんどの子が1ページ以上、子どもによっては3,4ページも書いていました。
読むと書くがつながってきて、今大きな成長のまっただ中にいるようで、見ていてどきどきしてきます。

子ども達の力は本当にすごい。
ボクも子ども達に読め読めというばかりでなく、自分がモデルでいられるようにがんばります(^_^;)

今、自分の子どもをお風呂に入れ、寝かせている途中です。
子ども達が寝たら、もそもそと起き出して、リーダーノートに返信を書かなくちゃ。
信書き、丁寧に読ませてもらい、ちょこちょこっと返事を書くだけなのですが、それでも1人3分は最低でもかかります。
となると1時間半〜2時間は最低かかってしまいます。
でもこの時間がとても楽しみでもあるのです。
ああ、1日40時間ぐらいあれば・・・やりたいこと、授業で準備したいこと、読みたい本、考えたいこと、たくさんあるのにどうしても時間が足りません。
ぶつぶつ言っていないで、お返事書きに入ります!
どんなことが書いてあるのだろう。楽しみです。


さて最近読んだ本、なかなかよかったので紹介しますね。
1冊目は、オタキングとして有名な岡田斗司夫の、
『いつまでもデブと思うなよ』新潮新書

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いやー、おもしろかったです。
ただのダイエット本とあなどるなかれ。
彼の言う「レコーディング・ダイエット法」は、ひたすら毎日食べたもの(それもかなり詳しく)、体重、を書き記すだけという事実を書き続ける「ジャーナル」なのです。そこから見えてくる気づきが、やがて「痩せる」方向への行動の変化を導き出す。ダイエット法の本というよりもむしろ思考法の本として興味深い本でした。
これってボクたちの仕事に応用できること、共通することがかなりあるのではないでしょうか。オススメです!

もう1冊は、これ。

内田樹、ボクは大好きでほとんどの著書を読んでいます。
今回の対談は、元神戸製鋼ラガーマンとのものです。
途中ついて行けないところも正直あったのですが、学校体育への批判は的を射ていてその部分を読んだだけでも買った価値があったかと。2時間ぐらいでさらっと読める本なので読んで損はないです。

最後の1冊はこれ。

セルフ・コーチング入門 (日経文庫)

セルフ・コーチング入門 (日経文庫)

これはいいです。
セルフコーチングって、「一人振り返り」ですから、ジャーナルなどを考える際にもヒント満載。
もちろん、子ども達との関係にも応用可能です。
著者の本間さん、要注目です。


ちょっと話題がそれますが、オランダ、イエナプランのシンポジウム&ワークショップがあります。

http://home.planet.nl/~naokonet/eventguide.htm

なかなか興味深い。
とりあえず、ボクは以下の本を読んで、おもしろそうだったら顔出してみようと思います。

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

本は今日、アマゾンから届きました。
一緒に頼んだ2冊の本。
獣の奏者 I 闘蛇編

獣の奏者 I 闘蛇編

獣の奏者 II 王獣編

獣の奏者 II 王獣編

早く読みたい・・・・でも週末までは手に取れそうにありません。