いわせんの仕事部屋

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冬休み日記1日目。生成AIやら、地方自治体の小さな学校が変わっていくアイデアやら。

さて冬休み。この冬は講座やワークショップも全てお断りしてしまい、結果何の予定もない。悲しいくらいない。来年はゴジラ松井、55歳になる。冬休みって今回を入れてあと6回しかない。もう冬休み仕舞いも近いというわけだ。老いがすごい勢いで追いかけてき…

子ども時代を考える

(校内コミュニケーションシステムの保護者向け書き込みを転載) 軽井沢風越学園で行っている終日授業参観ワークショップ「うろうろ風越」では「子ども時代に大切な経験ってなんだろう」という問いについて、参加者の皆さんともやもや考えることがあります。…

学級をすてきにする10のこと(前編)&未完

ずいぶん前に書いて(何年か前),下書きに入れっぱなしだったやつ。まだ未完だし、この時から思考はもう少し整理されているけれど、まずはあげてから少しずつ修正しよう(少し修正した)。 「学級」はゆくゆくはなくなっていくとよい、と考えているけれど、…

サークルタイムを実践してみる。

軽井沢風越学園では毎朝45分間、つまり1コマつかってホームごとに朝の集いをします。 わたしたちは学園の中で複数のコミュニティをつくり、そこで経験できることの価値を信じています。ラーニンググループ、興味関心でつながるマイプロジェクトの仲間の他…

今年度のインタビュー記事2つ。

ライフログとして。 【インタビュー】 子どもと共に探究の学びをつくる「挑戦」と「現在地」 https://www.valuebooks.jp/endpaper/12888/ インタビュー(探究メディアQ) 理想の学校なんてない。子どもを真ん中にして、「つくる」プロセスを味わい続ける not…

問いを捻り出す 問いが生まれる

プロジェクト学習を実践する上で、いきなり 「さあ、では一人ひとり問いをつくりましょう」 というアプローチがあまりに多い。それで見つかれば苦労しない。 誰でもすぐに卒論や修論が書ける。 問いはそう簡単に決められるものではないので、思い入れのない…

不足なものといまここ。

公立であれ、私立であれ、オルタナティブであれ、いろいろな「しがらみ」や、制度や、予算や、人間関係や、程度問題はありますが、どこでも必ず「不足なもの」が存在します。 ぼくが勤務した公立小学校にも、「不足なもの」も多数存在しましたが、逆に制度や…

原っぱであそぶ

秋晴れの気持ちの良い日。空気は少しピンと冷たさで張り詰めはじめています。 昼休み、オフィス前の芝生でお弁当を食べていると、目の前で2年生たちが野球を始めます。毎日毎日、本当に飽きもせず原っぱで野球。それこそ最初の頃は揉め事も多かったのですが…

過保護

(校内コミュニケーションシステムの,保護者の方々への記事「毎日うろうろ」より) 軽井沢風越学園は、公立が変わっていくことの触媒になることも大切な存在意義だと考えています。 一人でも多くの子が「幸せな子ども時代」を過ごしてほしい。風越のチャレ…

週末

この週末はなんだかエネルギーがわかず、頭痛もひどく、最低限の仕事と約束以外はベッドやお風呂で読書したりうつらうつらするという体たらくだった。 わかない理由はうっすらわかってる気もするがわからないことにしておく。晩御飯は鰹のタタキにニンニクス…

うろうろ風越

今日は「うろうろ風越」の日。うろうろ風越は、8時半ー15時までたっぷり、いろいろな学年の子どもたちの学びや休み時間の様子などを観て、それを手がかりにおしゃべりする「終日授業参観」のようなワークショップ。 子どもの姿を真ん中に置きながら、たくさ…

松本市との連携

昨日は松本市立中山小学校のアウトプットデイ参観後、午後は市の研修センターで「探究ゼミ」の最終回。 アウトプットとフィードバックをテーマに3時間。今回は指導主事が混ざっての参加もあり、プログラムを進行しつつ、研修の最中に講師であるぼくがどんな…

探究の伴走〜レファレンスにチャレンジ〜

軽井沢風越学園のカリキュラムにはこう書かれている。 「校舎の真ん中に広がるライブラリーには3万5千冊を超える蔵書があり、図書・雑誌・新聞が、いつでも手にとることができるよう子どもたちの活動に合わせて並べられています。ライブラリースタッフだけで…

夏休みに読んだ本

夏休みに読んだ本。 民主化への道はどう開かれたか―近代日本の場合― (歴史総合パートナーズ) 作者:三谷博 清水書院 Amazon ★★★★★ 歴史から学ぶ、歴史を学ぶ意味。 告白撃 (角川書店単行本) 作者:住野 よる KADOKAWA Amazon ★★ 住野よるはキミスイが一番よか…

学校で遊ぶということ

映画「ゆめパの時間」。 yumepa-no-jikan.com できるだけ早く見たい。ホームページをみているうちに2年前に川崎子ども夢パークを訪問したことを思い出し、その時の文章を発掘。ここに載せておきます。 開校してもうすぐ3年経つが、「子どもと遊び」にアク…

自分の日記がわりに。

すっかり放置していたブログ。自分の日記がわりに再開してみようと思う。書き残しておくことで、未来の自分が読んだときに何らか意味があるかと思って。 夏休み。お盆になってようやくお休み。 仕事モードからノーミソの距離を置きたいので1日1冊1映画を…

個別最適化と無能化と。

愛車が160000キロを超え、とうとう乗り換えです。我が家のインプレッサ。自動運転アシスト機能がついています。 前の車に一定の車間距離でついて行ってくれたり、線からはみ出すと「はみ出し注意!」という文字とともに警告音が鳴ったり、前に近づきすぎると…

現場が変わる仕事を。

視野を広げることと、視座を上げることと、視点を磨くことと。 ある程度経験を積んだ現場の教員の中には視野を広げることの優先順位をあげてしまいがちな人が多いけど、視座を上げるために理論を学ぶといいと思うなぁ。その意味に限っては大学院は意味のある…

日常の小さな積み重ねが文化をつくる

Facebookの「過去のこの日」が7年前の今日の様子を教えてくれた。 日々のたった20分の朝のサークル。 小さな時間の積み重ねではあるけれど、ミルフィーユのように重なり合って、大切にし合う関係が生まれていく。 積み重ねは、日常でしかできない。 ただ、…

当事者であることと、外から関わること。

昨日は某公立校で90分の研修。 2年ぶりの公立での研修だった。 明日の実践のために何を残せるか。 一人ひとりの、そして職場をエンパワーするために何ができるか。 研修に入るときは全力でそこにフォーカスできる。 自分の職場になると、なんか立ち方が変…

感染動機

ブログ、じわじわ復活させていこうと思う。 以前は「書きながら考える」という感じで気楽に書いて、推敲もせずにブログにあげていた。自分の整理のため、自分の思考のため、自分の内省のために書いていて、読み手にもなにか引っ掛かることがあったらいいな、…

教室情景の見える化&インフォーマルなコミュニケーションの大切さ。

Facebookからの転載です。 【学校の情景の見える化】 新学期スタート。保護者と良好な関係を作りたいと考える一方、コロナ禍で懇談会が行われるかも見通せず、どうやって関係をつむいでいくか悩む4月初めです。 保護者と直接会ったり話したりする機会も時間…

岩瀬学級訪問記

Facebookの「過去のこの日」で、学級担任最後の年の参観記があがってきました。いただいたことをすっかり忘れていた。 現在は上越教育大学で教師教育に関わられている大島崇行さんからの「岩瀬学級訪問記」です。 自身の実践者、探究者としての記録として、 …

振り返りの4象限と、人とのかかわりを磨くことと、カゲ口と。

最近、リフレクションについて改めて言葉で整理し始めています。 毎週末に、親友、中川綾と30分「振り返りを書くってどういうこと?」で対話し、言語化を試み始めている最中。彼女との対話は思考と言語化が進みます。長いこと対話し続けている信頼があるか…

月曜日、雪の積もった校庭で子どもの歓声が響いているか

週末、関東も雪が降りそうですね。コロナ禍でだからこそ、積もった雪で外でたっぷり遊ぼう。大雪が降った次の日。子どもたちは、「明日は学校で雪あそびできるかな−!」と張り切って学校に行く。しかし東京、埼玉の学校は、「校庭侵入禁止」が多いと聞く。曰…

3年前にスタッフと共有していた本のリスト。

風越でカリキュラムづくりをする上で、スタッフに「必読ですよ」 と伝えていた本。3年前のリストなので、もうちょっと古い感じもするね。 実際どれくらい読まれたんだろうか。 まだ読んだことがない人はぜひ。 ★前提 教育の力 (講談社現代新書) 作者: 苫野…

本当に痛い思いをし続けているのは、その先にいる子どもだ。

ぼくの恩師から学んだこと。 「授業はうまくいっているときが要注意なんだよ、岩瀬さん。」 授業に流れができてしまっているから、その流れの中で、本当のことが言えなくなってしまっている人がいるかも。 授業者が「うまくいってると思っているとき」は、起…

ストレッチゾーン(知的な負荷)

このブログは、軽井沢風越学園のことからはちょっと離れたことを書いていく予定です。風越のことはホームページに書いているので読んでくださいね。 kazakoshi.ed.jp さてさて。 ぼくの公立時代の実践群は全体像としては、 「のんびりしていて自由そう」と伝…

学級づくりを考えるシリーズ。関係性のつなぎなおし。

若い先生から、学級経営について相談を受けました。子どもの関係が固定化して、小グループごとに対立している、と。個人的に返信しようかとも思ったのですが、もしかしたら他にも同じような悩みを抱えている人もいるかも、と思い、せっかくなのでここにまと…

教員として30歳になるまでに。

教員になって30歳になるまでの8年間(人による)をどう過ごすかは本当に大事だと思う(サンプル数1)。ぼくは、これまでの本に書いてきたことでもあるけれど、戦後の民間教育運動の残り香の中 の中で過ごした。 学生時代に野外教育と総合学習に出会い、伊那…