メモ「ボクの自学ノート」と「幸せな子ども時代」。
こうすることが「自分らしさ」として当たり前になる学校の形、場の形とは?
7年間の歴史がつまった"ボクの自学ノート"|NHK1.5ch(NHK1.5チャンネル)
新しい学校のかたちは、ぼくらが思っているよりもずっとずっとシンプルなものなのだろう。
昨日、ご一緒した世田谷区立桜丘中学校の西郷校長は、インクルーシブ教育をわかりやすい言葉で
「すべてのこどもたちが3年間を楽しく過ごす」
と再定義していた。
そのためには、すべての子どもたち一人ひとりに特別な配慮が必要なのだと。
校則がないからこそ、教師と生徒は対等に話し合うことができる――西郷孝彦校長インタビュー | 文春オンライン
控え室で、LITALICOの野口さん、こたえのない学校の藤原さとさんを交えてお話ししていた時に「ほんとそうだ!」と共感したお話は、
「何か特別な配慮が必要な子がいたとして、その子に必要な環境や手立ては、すべての子が過ごしやすく学びやすくなる可能性がある」ということ。
以前、その子の学びやすさのために「タブレットを使わせてほしい」と保護者から依頼があった時、西郷さんは、
「では、全員OKにしましょう!」全校でOKにしたそう。
いやあすごい。
一人ひとりを大切にする、ということがどういうことかを改めて考えさせられた。
野口さんは、「インクルーシブ教育はプロセス」であると強調していた。
そのプロセスを大切にするためには、学校のかたちをもっとシンプルに。
試行錯誤しやすい、改善し続けやすいシンプルなかたちに。
子どもも大人も、誰にでもよくわかるかたちに。改めて「幸せな子ども時代のために」に足をぐっと置いて。子どもも大人も、自分の学び、自分の人生の「つくり手」である、ということはどういうことかをもっと考え尽くそう。
登壇の機会が、自分の学びになるというのは一番素敵なかたちだ。まだまだまだまだやれることあるな。