いわせんの仕事部屋

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学級づくりのためのメモ。

「学級」はゆくゆくはなくなっていくとよい、と考えているけれど、現実的にはしばらくなくならないので、ではその場をどう考えていくかは一方で大切。
というわけで、学級を考えるためのメモ。

フェイスブックに載せていた記事の転載です。

いずれ一つ一つを詳しく書きたい。

正確には段階はこの順序を辿るとは限らないです。第3段階がスタートで、その中に第1、第2が内包されている可能性大。

 

そして。
これを軽やかに超えていきたいなあ。

 

学級づくり=学びのコミュニティ(あるいはラボ)づくり=学校づくり=20年後の社会のプロトタイプ

 

学級づくりのプロセス Ver3

 

第1段階 知り合う
・コミュニケーションの量(会話)
・流動性を生むための関係のつなぎ直し
・安心安全の場づくり
・場づくりへのコミット。場づくりのオーナーシップ(ソフト、ハード)
・小さな成功体験
・学びのコミュニティのビジョン共有

 

 

第2段階 良質のチーム体験
・協同のよさを体感
・自分の特徴を知る、知り合う。
・援助希求しあえる関係
・コミュニケーションの質(対話)
・学びのコミュニティのビジョン更新

 

 

第3段階 個別化とゆるやかな協同
・ことがら(プロジェクト)を通した流動的な関係
・自分の学習、成長へのオーナーシップ(自己選択・自己決定)
・学びのコミュニティのビジョン更新
・学級の緩やかな解消

 

 

全体を支えるOS
・自由の相互承認の感度
・「人には力がある」の確信。

・協同しない自由の担保(相馬靖明さん)
・絶え間ない試行錯誤。リフレクション。
・ミクロ民主主義
・流動性
・外とのつながり(社会、情報、人)
・成長実感
・安定的に場にいるファシリテーター(徐々に「消えて」いく)