いわせんの仕事部屋

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ゴールデンウイーク最終日だし、カードゲームでもつくろう。

いよいよゴールデンウイークも最終日。悲しい。今日は仕事していて疲れました・・・ちょっと休憩。
こんな日はオリジナルカードゲームでも作ろう。

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黒板の字が汚いのはともかくとして。

 まずは、100円ショップ等に売っている「白いカード」をたくさん買います。無地です。オリジナルカードゲームを作るわけですから真っ新のカードです。市販のカードゲームじゃないわけです。

今回の紹介は、学級で4人グループごとに作ったときの紹介です。もちろん家族や友だちと「オリジナルカードゲーム」を作るのもステキ。というか、その方がたのしそう。

それぞれのグループにたくさんのカードを配り、こんな感じの説明をしました。

①これからオリジナルカードゲームを作ります!
②でもまだカードは白紙・・・これではゲームにならない!
③というわけでまずは、これで一人5枚以上、オリジナルカードを作ってほしいんだよね。
④例えば、「犬の物まねできたら100ポイント」とか、「これ引くと1回休み」とか、「これを引くと点数が倍になる」とか。
⑤なんでもいいから、笑えて、楽しくて、逆転できる!みたいなカードをオリジナルでどんどんつくろう。
⑥それをまとめてカードゲームにします!ゲームのルールは例えばだいたいこんな感じです。(板書等で可視化)
 1,白カードも入れて、カードを山にして切る。
 2,1枚手札から出して、机に出して「プレイ」。
 3,それをやったらポイントが入ったり引かれたり。
 4,1枚山からとる。
 5,次の人へ。
 6,カードがなくなったら終了。
 7,得点が多い人が勝ち。
 8,白カードは、仮に10ポイント
⑦もちろんゲームのルールも、グループで自由に決めてね−!

 

なんだかよくわからないけれど、まずはやってみましょう。学級でやったときは、既に何ともやりたそう!!

「イワセン、カードはどんなのでもいいの?」

「いいよー。やってみてうまくいかなかったら抜けばいいんだし。とにかくグループで最高に楽しいカードゲームを作ってください。何度も遊んでみて試せばいいよね」

「こんなカードはやめとこう!みたいなアイデアある?」
「ふむふむ、人を傷つけたり、バカにしたり、みたいなカードはやめとこうね。みんなが楽しめるカードゲームにしようね。もしうっかりそういうカード作っちゃったら、グループで試しあそびしながら『これはダメだよ-』みたいに相談してください。ゲームは誰でも楽しめるの大事だからね」
 
で、カードを書き始めました。こういう場面になると、子どもたちのクリエイティビティ、遊び心、悪ふざけが爆発します。

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こんなカードがざくざくできてくるわけです。あとはあそびながら調整。この試し遊びゲームが何ともたのしく笑いが絶えません。
「このカードを引いた人はもう勝利です!」なんてカードが入っていたチームはひとしきりゲラゲラ笑った後、「あはははははは・・・・・・・でも、これ入ってるとつまんなくない?」と削除(笑)。こんなふうに遊びながらゲームのクオリティを上げていきます。
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プロトタイプを何度も何度も検討してゲームに仕上げていく。この「検討」じたいが遊びでまたたのしい。いつのまにか4人グループは、「自分たちが遊んでたのしいゲームづくりのチーム」に成長していきます。目標を共有するからですね。ルールもどんどんオリジナルになっていきます。
大人が作ったゲームで「遊ばされる」から、自分たちで遊びを創っちゃう体験へ。本来遊びってこういうものなはず。ぜひご家庭やお友達で試してみてくださいね。
 
ちなみにこのゲームづくりのアイデアは、以下の本に載っていました。f:id:iwasen:20140502133957j:plain
ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)

ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)

  • 作者: Natania Barron,Kathy Ceceri,Corrina Lawson,Jenny Wiliams,堀越英美,星野靖子
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2013/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んだときは「ほんとに子どもたち創れるかなあ−」って思ったんですが、人の力を侮ってはいけませんね。そもそも人は「遊びの力」を持っている。普段それが抑圧されているだけなのかもしれませんね。「創ることで学ぶ」ってボクらはもっともっと大事にしていかなくちゃです。だってたのしいものね、その方が。

 

というわけで、仕事から逃避のブログ記事でした−。さ、仕事に戻るか・・・

 
 【追伸】
もし「学級でやろうかな」って思うときは、学級の状態をよくよくアセスメントしてください。人を傷つけたり、バカにしたり、いじったりするようなカードが出てきそうな場合は、違うアプローチを考えたり、最初の設定の工夫(例えば、個人名を出さない、王様ゲームのように「〜する」みたいなのはボツ 等)をする必要があるかもしれません。老婆心ながら。