いわせんの仕事部屋

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退職しました

3月31日をもって小学校教員を退職しました。
今日より、東京学芸大学教職大学院の准教授として着任しました。


急な話でした。
本当に悩んで悩んで悩んでの決断。
近づいてくるに従って「これでよかったのか?」
という思いが募って眠れない日もありました。
Cゾーンからでるのってこんなに怖いものなんだよなあ。
この感覚は忘れないようにしたいです。



でも決断しました。


今日着任して、気持ちはすっきりしています。
ボクにしかできないことがある。
自分の現場にいた強みを活かしつつ、
素直に学んで、たくさん学んで新たな道を創っていきます。


入間野小学校の4年間は、本当に最高の4年間でした。
どのクラスもボクにとってかけがえのないクラスでした。
子どもたちからたくさんのことを学びました。
子どもたちに育ててもらいました。
最後の6年生。1年一緒に過ごせて幸せでした。
同僚も、保護者も本当に温かく、ボクにとって世界一の学校でした。
だからこそ悩みました。


でもいつもボクは子どもたちに
「安心ゾーンから一歩踏み出してチャレンジしよう」
と言い続けてきた。
だからボクもチャレンジしようと思います。


笑われるかも知れませんが、ボクは、
「日本全国の学校を幸せな子ども時代を送れる場にしたい!」
という夢があります。
その一歩のために、大好きな大好きな入間野小から、
卒業した子どもたちと共に旅立つことにしました。
どうか許してください。



春学期は、
「学校づくりと学級経営」、
TTで「カリキュラムデザイン」を担当します。
楽しみです。
尊敬する先輩からいただいた言葉。


「運命が人の行く末を決めるのではなく、
人との出逢い、己以外の人の情愛が、
その人に何かを与えるのだと私は思う。
人ひとりの力などたかが知れている。」


このご縁と出会いを大切にチャレンジします。
このチャレンジに、笑顔で思いっきり背中を押してくれた妻、家族、
喜んでくださった校長先生、友達、
快く送り出してくれた同僚、
あたたかく迎えてくださった大学院のみなさんに感謝です。


おし、なんかすっきりしてきた。
楽しんで進むべし。
未知だからおもしろいんじゃないか。


なんで現場離れるんだ?現場でこそ価値があるのに。
現場離れたらイワセの価値がなくなる。


そんな声が聞こえてくるような気がして不安になっていましたが、
確かに不安ですが、
新たな価値を創りたいと思います。
やってみたいことはいろいろ。
まず3年。じっくり学び、研究します。
実践で勝負します。
呆れつつも、見守ってやってください。


今日の辞令交付の後の手続きで、
恩師、平野朝久先生のお部屋に伺いました。
「おかえりなさい。活躍は折に触れ聞いていましたよ。後進のためにがんばってくださいね」
とあたたかい言葉をいただきました。


こんなボクですが、これからも引き続きよろしくお願いします。
近くに来た時は遊びに来てくださいね。
あと、いっしょにいろいろやりましょう。


学校に、子どもたちに届くことをやっていきます。


では、いってきます!


教員を目指している○○さん。
もし夢が変わらなかったら、待ってるよ!
変わるのもまたすてきなことです。
世界は魅力的なことであふれてますから!