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いわせんの仕事部屋

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学ぶ力

内田樹さんのブログに「学ぶ力」という記事があります。
中学2年生用の国語の教科書のための書き下ろしだそうです。

この記事、なかなかステキなのです。
学力が低下しているという言説に対して、内田さんは、

そもそも、低下したとされている「学力」とは、何を指しているのでしょうか?


と問います。
なんでしょう?
テストの数値でしょうか?ついついそう考えてしまいがち。

この後の例がおもしろい。

例えば、ここに「消化力」が強い人がいるとしましょう。ご飯をお腹いっぱいに詰め込んでも、食休みもしないで、すぐに次の活動に取りかかれる人は間違いなく「消化力が強い」といえます。「消化力が強 いです」と人にも自慢できます。しかし、それを点数化して他人と比べたりしようとはしないはずです。 

確かに確かに。
では「学ぶ力」とは?

「学ぶ力」は他人と比べるものではなく、個人的なものだと思います。「学ぶ」ということに対して、どれくらい集中し、夢中になれるか、その強度や深度を評するためにこそ「学力」という言葉を用いるべきではないでしょうか。そして、それは消化力や睡眠力と同じように、「昨日の自分と比べたとき」の変化が問題なのだと思います。昨日よりも消化がいいかどうか、一週間前よりも寝つきがよいかどうか、一年前よりも傷の治りが早いかどうか。その時間的変化を点検したときにはじめて、自分の身に「何か」が起きていることがわかります。もし「力」が伸びているなら、それは今の生き方が正しいということですし、「力」が落ちていれば、それは今の生き方のどこかに問題があるということです。

ああ、この考え方とてもいいなあと思います。
「昨日の自分と比べたとき」というのがとてもいい。
自分の力の変化、成長実感ですね。

では、どうやって「学ぶ力」は伸びていくのでしょう?
どうやったら伸びるのだろう?
内田さんは「学ぶ力を伸ばす3つの条件」をこの後書いています。
予測をしたら、ぜひ続きをお読みください!


内田樹の研究室
http://blog.tatsuru.com/2011/09/02_1151.php