いわせんの仕事部屋

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ボクの担任覚え書き 2009年度版

ボクが2年前にまとめた、

「担任覚え書き」です。



自分が大切にしたいことを
ただズラズラと書いたものですが・・・・・・・・



今も大切にしていることも多いです。
(変わっているものもありますが)
今となっては、抜けているなあ・・と思うこともあります。



今は、先生がファシリテーターになるための「ファシリテーターのかかわりスキル10カ条」として提案しています。
先生がファシリテーターになる。
具体的にはどんな感じでしょう。


ファシリテーターのかかわりスキル10カ条」は下記の本で詳しく紹介しています。




よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

10カ条も含めて、信頼ベースのクラスをつくるために、4月の1ヶ月をどのようにデザインして、具体的にどんな手順で取り組んでいくか、丁寧に丁寧に書きました。
新しいクラスを迎える前の今だからこそ、是非読んで下さいね。





で、覚え書きです。
せっかくなので公開しちゃいます。


あなたはどんなことを大切にして子ども達の前に立っていますか?


              *  *  *



私が考える担任の役割覚え書き    

      

 岩瀬  2009,12 第3版



・全員が共有できるビジョンをともに描く
・最高の結果を期待する →子ども達に高い期待を持つ。
(子ども達はチームで学びを深めることができるし、話し合いもできる、自立した学習者であるということへの高い期待。)
・ポジティブな注意を払う
・信頼をベースにする (意図への信頼。能力への信頼)
・感謝する(スマイル&サンキュー)
・子どもに任せる。クラス&学びのオーナーは子ども達。
・よく聴く
・子ども同士の学び合い、話し合いを促す
・祝う。
・ぶれない。明確な基準、哲学を自分の中に持つ。
・子ども達のモデルになる
  フレンドリー だけど 丁寧に。
   友人ではない。明るく前向きな学び手の役割モデル。
・Beingをみんなで創る。クラスを創る責任を共に負う。
・目標に対してフィードバックする
・肯定的なフィードバックのシャワー(4:1でやっと1:1)
・おもしろがる!
・お互い協力して学び合う(チーム学習)よう励まし、場を設定する
・アクティビティと日常を橋渡しする(授業の中で生かせるように)
・焦らない。待つ。
・約束を守る
・子どもに相談する
・隠さない。情報を共有する。
・信頼の「見える化」をする
・ペイフォワード
・対立こそ学び。失敗こそ学び。
・環境作りをする。
・ルールを共に創る。ルールを共に改変する。
・感情は連鎖することを知っておく。
・ひとり一人に関心を持つ。大切に思う。
・保安官バッチを捨てる
・いいことアンテナを磨く
・先生より子どもが話す。
・質問する。
・先生も学び手であり続ける
・自分の強み、キャラクターを知る
・チームで働く。チームで学ぶ。
・共に歩む。
・クラスの中での子ども達の参加度を高める。
・遊びも大事!だって子どもだから。
・選ぶこと自体に喜びがある
・愚痴らない。未来を問う。「どうすれば?」「どうしたい?」「今できることは?」
・相手を大切に思う。ひとりひとりに興味を持つ。
・自分で決める。
・利他的であること。
・ハイタッチ! 
・1.1力を意識する
・立場上のちからにたよらない。
・自律、自立を促す。
・やがて静かにフェードアウトする。
・楽しむ!楽しむ!楽しむ!

                              等々。