いわせんの仕事部屋

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成長

今日の20分休みの会話。

「イワセン、ちょっとさあ、みんなの家学ノート(家庭学習ノート)見てもいい?」

「いいけど、どうして?」

「うん、最近なんか、家学ノート楽しくなってきてさ、なんかいい技をマネしたいんだよね」

「おお!」

みんなのノートから、マネしたいことメモしようと思って」

「どうぞどうぞ!」


急にやる気のスイッチが入ったみたい。それまではどちらかと言えば、つまらなそうにやっていたのに。


みんなのノートを見ながら、
休み時間せっせとメモしたAくん。


「このリスト、ノートに貼っておいて見るようにするね−!」



そのメモには、

・算数の問題とかは1問ずつはばを空けて書く
・字をきれいに!
・1日のクラスの様子を書く
・理科や社会のマトメをしたりする
・2本線や3本線でくぎったり、Tチャートをつかう
・プリントはきれいにはる
・ブッククラブのじゅんびや作家を書く。
・プレテストや、しあばけをやってみる。
 (「しあばけ」とは学級通信の名前で
   時々問題を載せたりしているのです)


と書いてありました。
今まで、決して家庭学習が好きだったわけではないAくん。

自分から、「友達から学んでがんばろう!」
と思って行動を起こした姿に、ボクはちょっと感動してしまいました。
これこそ「学ぶ」ってことだなあと。
自立してきたなあと。

思わずAくんと大きなハイタッチ!!(HT!!)をしました。
気持ちよかったな!

  

         *  *  *

最近子ども達の読書ノート、作家ノートの伸びがすごいです。


読書ノート。週1回は提出することになっています。



こちらは作家ノート。今は「実用本」がブーム。
このノートは「家庭学習マニュアル」の下書き。
「これさえあれば、誰でも家庭学習が得意になる!」というマニュアルを目指しているそうです。




今週再読した本はこれ。

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

タイトルだけ読むと、何だかいやらしい感じですが、
ファシリテーションやセルフコーチングに役立つ本です。
「質問」の大切さを改めて痛感します。
教師の大きな仕事の1つは「質問すること」だと考えています。

買った本はこれ。

ハッピーになれる算数 (よりみちパン!セ)

ハッピーになれる算数 (よりみちパン!セ)

生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ)

生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ)


次は、算数の授業のワークショップを考えてみたいなあ。